So-netが最大 2Gbps で通信できる光サービス 「NURO光」 を4月15日から開始すると発表した。
http://www.so-net.ne.jp/corporation/release/2013/pr20130415_2960.html 
http://www.nuro.jp/service/

これによると、グローバルに普及し標準化された伝送規格GPON (Gigabit Capable Passive Optical Network) を採用して、下り最大 2Gbps のサービスを、プロバイダー料金を含めて月額 4980円で提供する。

また NURO 光では最大1Gbps で接続できる有線LANポートを3つ備え、最大
450 Mbpsの無線LAN ルーターも標準装備する。  そのほか5台までのSecurity Soft をサービスする。

これまで戸建て家庭用FTTH の契約料金はフレッツ光東日本の場合、月額
5460 円(二年間月額735円の割引、加えて思いっきり割りあり) に加えてプロバイダー料金が 550円から1260円が必要で、最低6700 円程度が必要であった。

プロバイダー料金が不要の au のギガ得プランでも月額料金は 5460 円である。  au の場合は初期費用が4万円以上と非常に高額で、工事費割引があるとしても途中解約の場合その分支払わなければならないので フレッツの初期費用 1575円とはずいぶん違う。

NUROの場合は2年契約の縛りがある 「NURO光 G2 V 」は4980円だが、縛りのない 「NURO光 G2 」は月額7480 円となる。  NURO 光の初期費用は32340円となっていて、au より安いものの途中解約には高額のペナルティがかかる。
現在は初期費用は全額29ヶ月をかけて月額使用料から控除される。

NETの接続料金は複雑で計算が面倒だが、価格.com の比較サイトが見やすくできている。
http://kakaku.com/bb/

このサイトでは地域とタイプを選ぶと、1年使用時、2年使用時、5年使用時の比較ができる。 各種キャンペーンや初期費用免除、キャッシュバックなどを含めた比較が出来るので便利である。

一年だけの料金を比較すれば、例えば「Biglobe 光パックNeo with フレッツ光」などは色々な現金割引、キャンペーンを使用して、最初の1年は月額 1円で使うことが出来るという驚くべき結果が出てくる。

ところが5年使用時の実質月額費用を見てみると、キャンペーンや現金割引の影響がなくなってくるので、基本月額料金とプロバイダー料金が安いコースが安値の上位に来る。

残念ながらカカクコムでもまだ So-net NURO を含んだ計算比較表はまだ出していないようだが、5年使用時の実質月額料金では安いほうのトップに来ると思われる。

モバイルデータ通信が競争により色々なプランで安くなってきて固定回線を引かない家も増えているが、我が家は在宅時家族でPCやタブレット端末で日常頻繁に使用することと、モバイルルーターの設置場所が難しいために固定回線は欠かせない。  以前UQ WiMax のモバイルルーターを借りてきてテストしてみたが我が家では使い物にならなかった。 

我が家は家庭内LAN としてGigabit Ethernet が各部屋に配線されているので NUROを導入すればその恩恵を十分に受けることが出来る。  いま真剣にNUROを導入しようかと迷っている。 

2Gbps といったって実際にはそれほど高速の受信機器があるわけではなく、またコンテンツも4K TVの受信に使うのでなければ宝の持ち腐れだといわれるかもしれないが、通信回線は早いに越したことはない。余裕があるのに越したことはない。 ましてや料金がよりやすいとあっては使わない手はないだろう。