6年ほど使っているサンヨーの洗濯乾燥機 CD-S500(ST) 「快速センサー50 ひまわり」 を起動する時に「ギシッ」という異音がするようになりました。 CD-S500 はデンキヒーターを使用しガスを使わない回転タイプの乾燥機です。
乾燥機はガスを使っていなくても高温になりますし、ホコリもたくさん出るので出火する恐れがあります。 そこで画面右にあるプレートを外して中を覗いてみました。
開けてみたところが左の写真です。
モーターとドラムを回転させるプーリーに付着しているホコリが見えるでしょうか?
下にもホコリが雪の様に(雪のように美しくはありませんが) 積み重なっています。 乾燥機はほこりが出るものだとは聞いていましたが、これほど溜まるものとは思っても見ませんでした。
こんな状態で、もし何かの加減で電気系統の故障でスパークが起きたり、ベルトが空回りして熱を発した場合、容易に火事の原因になるなとぞっとしました。
この覗き穴は15cmx25cm 位しかないのでホコリ取りは大変です。 掃除機が詰まってしまうほどの量なので、まず手で取り除いてから濡れ雑巾で拭き取り、その後で電気掃除機で吸い取りました。
普段からドラムの奥にあるフィルターは掃除しているのですが、今回フィルターの後ろにあるドラム側のフィルターもはずして見ました。(写真の黒い部分です)
ドラム側フィルターには綿ぼこりではなくより細かい土ぼこりのようなものがびっしりこびりついていました。
ドラムにもこびりついていたホコリを取り除いてぴかぴかになりました。
今回全部分解して内部まで掃除しようとしたのですが、パネルがどうしても外れず、力を入れて外すと部品が壊れる恐れがあるので全分解はやめにしました。
乾燥機を修理する予定が壊してしまっては何にもなりませんから。
後はモーターとプーリーの軸受けにグリスを拭きつけて作業終了です。
ドラムカバーを外そうとしていなければ作業時間は1時間だったのですが、何とか全分解してやろうとしたため2時間近くかかってしまいました。