セキスイハイムが入居者に対して2012年1月から2月にかけて実施したWEBアンケート結果が届いたのでご紹介します。

回答総数は全国で1385名。2010年1月から12月にかけてオール電化住宅(調理給湯暖房に電気以外の灯油、ガスを使わない)に入居した人に対して実施したものです。 全国、各地域ごとに分けて集計されていますが、全国での集計をお知らせします。 (出所セキスイハイム「おひさまハイムFAN」)

  1. 太陽光発電導入の満足度 : 98%
    理由:光熱費が削減できた、節電、省エネ意識が高まった、節電や深夜電力の利用で生活にメリハリができた。
  2. 光熱費削減への満足度 : 88%
  3. 現在実施中の節電対策
    日中は陽射しを取り込み、暖房の仕様や設定温度を控える。
    便座保温・温水のオフ機能やタイマーなどの節電機能を利用。
    日中は照明を消して夜間もできるだけつけない。
  4. 節電した時間帯
    午前9時から午後6時までは28%がかなり節電、60%がまあ節電。
    そのほかの時間帯では約半数が全くもしくはあまり節電を意識せず。
    単にケチケチ節電しているだけではなさそうです。
  5. 電気代ゼロ達成率
    ZeroElec1
    ZeroElec2
    当たり前のことながら家族数が少ないほうが達成率が高くなっています。
    設置容量は4kW前後が多いのが見て取れます。ここでも当然のことながら大容量を設置した家庭ほど電気代ゼロ達成率は高くなります。
  6. 平均光熱費と電力量
    売電代  -179000円、買電代 113000円、光熱費収支 -66000円。
    つまり全国平均では光熱費を差し引いて66千円の収入超過。
    この数字は一昨年の-57000円に比べると9千円の増加。 光熱費ゼロ世帯も73%から80%に増加しています。
  7. 光熱費収支の分布
    ZeroElec3
    青色が光熱費ゼロ(収入超過)、赤が支払い超過でその金額と分布を示します。 左端の3.2%は20万円以上の収入超過、右端は10万円以上の支払い超過の家庭の割合を示します。

このアンケート対象者は発電した電力をkWHあたり48円(今年は42円)で売ることができていることもありますが、売電収入は私の予想以上に多く驚きました。年間10万円以上の光熱費収入がある家庭が60%近くにも達します。
新築住宅への太陽光発電設置数が日本一のセキスイハイムならではの実力と実績だと感じます。

余剰電力購入単価は今後も下がっていくでしょうが、それ以上に太陽光発電パネルの設置価格は安くなって来ています。  今後電気料金は上がっていく事が予想され、昨年のように光熱費ゼロを維持できる家庭は減る可能性が高いですが、それでも太陽光発電設置は十分に報われる投資だと思います。