3月21日の東京株式市場ではほぼ全面高となり、休み前19日の終値に比べて812円高の4万815円で引け、3月4日につけた史上最高値の4万109円を大きく上回りました。 TOPIX も45.24pt高の2479.21ptでこちらも史上最高値を更新して終えています。
日本では日銀が19日マイナス金利を解消、YCCの廃止、ETF REIT の買入れ停止を発表しましたが、金融緩和姿勢は変わらないとの見方が広がりました。
日銀金融政策決定会合を前にここ2週間利上げを警戒して足踏みが続いていた株式相場ですが、この発表を期にむしろ悪材料出尽くしと見て買いが入ったものと思われます。日本の長期金利もほとんど動かず、為替に至っては一時146円台にまで強含んでいたドル円が、一気に151円台にまで円安が進行する結果となりました。
アメリカでも懸念されていた3月のFOMCでのパウエル議長の発言がハト派と受け止められました。年3回の利下げが期待できるという至近の予想通りだったため、これまた悪材料出尽くし感が出て株価が史上最高値を更新しました。
それにしても強い相場です。半導体関連値がさ株にはさすがに利食い売りも見られますが、高値更新ということで売り物もあまりないと見え、スルスルと株価が上昇しています。
先ごろ発売された会社四季報で来期の企業業績見通しが発表されていますが、総じて上方修正や明るい見通しに変更されたところが多く、史上最高値更新にも意外感がないようです。
四季報の予想通りとすれば、来期も業績が最高を更新することが期待されます。PERからみても日経平均株価が更に10%値上がりする、つまり日経平均株価が4万4000円を超えてくるという見通しが現実味を帯びてきます。
連日の最高値更新でも、市場には意外に冷静な声が多く聞かれるということは、まだまだ株価に上値余地があるということでしょうか。
今後のスケジュールからして、日米ともに悪材料が出るようなイベントがありません。ということはリスクが無いということで、しばらくはいわゆるゴルディロック相場が続くことが期待されるわけです。
日本では日銀が19日マイナス金利を解消、YCCの廃止、ETF REIT の買入れ停止を発表しましたが、金融緩和姿勢は変わらないとの見方が広がりました。
日銀金融政策決定会合を前にここ2週間利上げを警戒して足踏みが続いていた株式相場ですが、この発表を期にむしろ悪材料出尽くしと見て買いが入ったものと思われます。日本の長期金利もほとんど動かず、為替に至っては一時146円台にまで強含んでいたドル円が、一気に151円台にまで円安が進行する結果となりました。
アメリカでも懸念されていた3月のFOMCでのパウエル議長の発言がハト派と受け止められました。年3回の利下げが期待できるという至近の予想通りだったため、これまた悪材料出尽くし感が出て株価が史上最高値を更新しました。
それにしても強い相場です。半導体関連値がさ株にはさすがに利食い売りも見られますが、高値更新ということで売り物もあまりないと見え、スルスルと株価が上昇しています。
先ごろ発売された会社四季報で来期の企業業績見通しが発表されていますが、総じて上方修正や明るい見通しに変更されたところが多く、史上最高値更新にも意外感がないようです。
四季報の予想通りとすれば、来期も業績が最高を更新することが期待されます。PERからみても日経平均株価が更に10%値上がりする、つまり日経平均株価が4万4000円を超えてくるという見通しが現実味を帯びてきます。
連日の最高値更新でも、市場には意外に冷静な声が多く聞かれるということは、まだまだ株価に上値余地があるということでしょうか。
今後のスケジュールからして、日米ともに悪材料が出るようなイベントがありません。ということはリスクが無いということで、しばらくはいわゆるゴルディロック相場が続くことが期待されるわけです。