還暦からの出発

日々の出来事と経済の動きを語る。花とカメラ、PCについての情報も。

2020年01月

バラの寒肥

今年の冬は暖冬ですね。 朝起きても向かいのトタン屋根に白い霜がおりてはいるものの、庭の畑に霜柱が立つほどの寒さはまだほとんど経験がありません。
とはいってもそろそろバラは休眠です。 相変わらず冬にいっぱい花を咲かせているアイスバーグは別としてポンポネッラとピンクサンベリーナに寒肥を施すことにしました。

P1090291

ポンポネッラの根本から30cm離れたところに深さ30cmほどの穴をほり、堆肥とコンポストに溜まった自家製のぼかし堆肥をスコップに2杯ほどすき込みます。
今年は根本にバークチップではなく、防草シートを貼ることにしました。

P1090292P1090293

P1090294

こちらはまだ青い葉がまばらに残っているピンクサンベリーナです。
バークチップを取り除いてやはり30cmくらい離れたところに牛ふん堆肥と自家製堆肥をすき込み、防草シートで覆いました。

P1090299

これで春にはきれいな花を咲かせてくれるでしょうか?

作業が終わってインドネシア旅行に行った息子がくれた土産のコーヒーをいただきました。

P1090296

言わずとしれた猫のうんちから取れるコーヒーです。 世界一高いコーヒーとも言われます。 スマトラのジャコウネコが食べた熟したコーヒーチェリー。 そのうち消化されずに排泄されたコーヒー豆の種子。 これを取り出して洗浄して作ったのがこのコピ・ルワクです。 ジャコウネコの腸内の消化酵素や腸内細菌による発酵によって独特と香りと滋味が加わっているという。

この商品はそのコーヒー豆を挽いたものが6g パッケージに入っています。
150ccの熱湯を加えて3分、かき混ぜながら蒸らしていただくように書いてあります。 フィルターは使わずカップに注いでその上澄みを飲む形です。

なるほど雑味がない、比較的マイルドな味。 苦味や渋みがそれほどなくく香りも軽め。 そのくせ色は濃くしっかりとした飲み口です。豆のザラつきは感じられません。 少しココアに近いかもしれません。 腸の中を通るうちに雑味が消えたのでしょうか。 不思議な味です。 こんなコーヒーは飲んだことがありません。

値段から言っても普段飲みや朝食、昼食時に飲むのに適したコーヒーではありません。 なにか特別なことがあった午後時、モーツアルトでも聞きながら感性を研ぎ澄まして楽しむコーヒーなのかもしれません。 ビスケットやお菓子と一緒に飲むべきでもないと思います。 本来の味がわからなくなります。

最後に残ったコーヒーかすは食べずに捨てます。 細かい粒子で流しのフィルターにはかからず、残らず消えてしまいました。 一杯の幻とでもいえましょうか。

今冬の風邪

あっという間に松の内が終わり、義父の一周忌も終わり一段落です。

年末から喉を痛めしばらく声が出ませんでした。 年末年始子供や孫たちが来てくれ、孫たちの有り余る活力に目を見張りながら楽しく時間を過ごしたのですが、風邪を移してしまうのではないかと心配でなりませんでした。

熱はせいぜい37度くらいにしか上がらないのですが、一向に症状が改善しません。 元旦を除いて4日間も酒を抜いたのは何年ぶりでしょうか。 それでも完治しません。 症状は悪化はしないものの一日も早く治そうと頑張ってみたのですがだめでした。

6日から仕事始めだったのですが、仕事先でもインフルエンザの話が出たり、マスクをつけた人が多く、11日の現場ではついに仕事先の係長が仕事中にダウンして寝込んでしまいました。 会議室で勤務中ベッドを引いて寝込む係長を始めてみました。 息子さんがインフルエンザA型だそうで、私も係長には近づけませんでした。 出入りの女性リーダーも途中でダウンして病院に行き、薬を飲んで突っ伏している状態。 それらに比べると声が出ないくらい大したことではありません。

しかしどうも熱が出ない分、暖かくして体温を上げ汗をかき、ウィルスを退治しようと頑張ってもだめなようで、厚着をしても汗が出ない、体温もさして上がらないのです。 症状も大したことが無い代わりになかなか完治しない、これが今年私が引いた風邪の特徴のようです。 (もともと私は風邪を引いても鼻水が止まらない状態にはならない事が多いです)

幸いようやく昨日あたりから痰が切れるようになり、なんとか普通に話ができるようになりましたがなんともこんなに症状が改善しないとは体力が落ちたものです。

そういえば20年以上使ってきたBONECOの加湿器がついに壊れました。
一度モーターが動かなくなり、軸受に油をさしてだましだまし使ってきたのですが、ついに焼き付いてしまいました。 モーターのコイルが焼けているのがわかりました。 さすがはイタリア製です。

低湿度が風邪の要因の一つかもしれないとホームセンターで加湿器を買ってきました。 今回は気化式ではなくハイブリッド方式のものです。 価格は安いものですが、一日に2Lのタンクが空になります。 それでも部屋の湿度は40%以上になりません。 どうも容量不足のようです。 家人は仕方がないので早朝洗濯をしてリビングに洗濯物を干しています。

加湿器を用意しても一度引いた風邪が治るわけではないのですが、鼻と喉が少しは楽になるような気がしています。
みなさんもお気をつけください。

くり返された航空機撃墜

1月8日イランのイマム・ホメイニ空港から離陸したウクライナ航空752便が、離陸後まもなく墜落しました。 FlightRadar24によれば最後0614(離陸3分42秒後)に受信されたADSデータは、高度7925ft、対地速度275kt、航路312度とあります。
https://www.flightradar24.com/data/aircraft/ur-psr#23732569

FRPS752

FRPS752-1

イラン国営メディアによると、752便の墜落時刻は0622とあります。 FR24の最後のデータ受信(0614)から8分のずれがあり、イラン側のデータにはあまり信頼が出来ません。

事故当初撃墜を否定し、DFDRの解析をアメリカに委ねることを拒否し、現場から事故機の破片を運び出していたイラン当局も、欧米メディアに投稿された映像や衛星画像から、この事故が軍による間違った劇つであったことを認めました。

追い込まれた形であるとはいえ、イランがまだ事実を見据える目と、事実を公表する勇気を持っていることに安堵しました。 ウクライナ上空でのマレーシア航空機撃墜では結局責任は曖昧なまま葬り去られたことに比べると雲泥の差があります。

自国の首都を離陸した民間機を、離陸後まもなく撃墜するとは信じられません。ウクライナ機はFR24に示されている通りデータを発信しており、イラン軍がトランスポンダーの情報を見落としたとは考えられません。 もし今回のイラン軍が一時ターゲットしか捉えられないレーダーしか持っていなかったにしても、ターゲットの大きさは軍用機やミサイルとは大きく違っていたはずで、これを見誤るのは極度の緊張状態にあったとしても大きなミスと考えるべきでしょう。

大体自国の首都の空港から離陸して防衛隊の基地を攻撃する航空機があるでしょうか? ミサイル攻撃を受けるにしても西方から来ると考える、又高度にしてもこの位置で上昇中であるはずがありません。

イランはこうした緊張状態を招いたアメリカに責任の一分があると主張したいようです。 確かにこうした事例は戦時においては残念ながら珍しいことではありません。 1988年ペルシャ湾で似たような撃墜事件がありました。

1988年7月3日、ホルムズ海峡上空で、イラン航空のエアバスA300機がアメリカ海軍のミサイル巡洋艦ヴィンセンスによって間違って撃墜され290人の乗員乗客全員が死亡した事件です。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%83%A9%E3%83%B3%E8%88%AA%E7%A9%BA655%E4%BE%BF%E6%92%83%E5%A2%9C%E4%BA%8B%E4%BB%B6

イラン・イラク戦争中の事故であり、至近のイランの空港から離陸してまっすぐ向かってきた民間機を米軍が間違えて撃墜してしまった事故で、アメリカは事故を認め、遺族に賠償金を支払いました。

又2001年10月にはロシアのシベリア航空1812便が、イスラエルのテルアビブからロシアのノボシビルスクに向けて黒海上空を飛行中、ウクライナ軍の誤射によるとおもわれるミサイルによって撃墜された可能性が高い事故も起きています。

理由はどうであれあってはならない事故ですが、戦時下もしくは准戦闘状態では最新鋭のイージス艦でさえ間違えうる状況に陥る可能性があるということです。

悔やまれるのはなぜウクライナ航空がこのような危険な状況下でテヘラン便の運行を続けていたのかということです。 米によるイラン司令官殺害後、イランによる報復が予告され、いつ報復が実施されてもおかしくない状況下でなぜ運行を続けたのか。 当日のホメイニ空港発着便の中でなぜウクライナ機が撃墜されたかも不明です。

戦争というのはこうした事故が毎日でもそのへんで起きうるものだ、そして以下に人間の判断力を失わせるものだということを思い知らされた事故です。

iPhone の買い替えとデータ移行

IIJ mio を使ってきました。 4年近く利用してきた iPhone SE からようやく iPhone
X に変更しました。 SE に大きな不満があったわけではな、速度的にも満足はしていたのですが、老眼が進んで来て4インチの画面では見るのが辛くなってきたのが理由です。 細かい文字を見るためにフォントを大きくしたり画面の拡大をすると表示される情報が少なくなり、頻繁にスクロールする必要があるからです。

さて新しく手に入れた iPhone X への環境及びデータの移行が問題になります。
当然旧端末のデータを iCloud にバックアップをしてそれを新端末にダウンロードすることが必要だと覚悟していたのですが、iOS 12.4 以降の端末同士の場合至極簡単にデータ移行ができることがわかりました。

新品のiPhoneまたはデータリセットした直後のiPhoneでは、初回起動時に初期設定画面が表示されます。 このとき移行元のiPhoneを近づけると、「新しい iPhone を設定」という画面が出るので、そこで「続ける」をタップすると、「移行先の iPhone に表示される3次元コードを移行先 iPhone で読み取る」 「移行先の iPhone で移行元の iPhone のパスコードを入力する」などというメッセージが続きます。その通りりにしていくと iPhoneからの転送が選べるようになります。すると2つの新旧 iPhone 同士で通信して新しい端末にすべての情報を転送してくれるわけです。

もちろん多量のデータを転送するので Wi-Fi 環境で行います。 このときまずはデータが送信され、アプリのインストールはその後になります。 データ量にもよりますが私の場合約20分くらいでデータが送り終わり、さらに10分程度でアプリのインストールが終わりました。
この方法によると端末の写真データや音楽データも移行されるので手間いらずです。
https://k-tai.watch.impress.co.jp/docs/review/1200959.html

これで終わったのだと喜んだのですがそうではありませんでした。 正月は家にずっといてWi-Fi 環境で使用していたため気が付かず、電話も発信はできるので安心していたのですが、外に出てみるとどうもネットにつながらないし電話の受信も出来ません。 (ちゃんとアンテナは立っていますしLINEも繋がります)

調べてみると端末を変更した場合ただ sim を差し替えただけではだめで、APNプロファイルのインストールをしなければならないようです。 IIJ のHPにアクセスして調べてみると、IIJ mio の場合はまず「みおぽん」をダウンロードしろとあります。
https://www.iijmio.jp/hdd/guide/apn.jsp#apn_ios

IIJmioCSWここでこの画面のとおりにしておればよかったのですが、 mioIDもわかっているし、mioパスワードもわかっているので、窓に入力してログインすれば良いものと思っていました。

ところがAPNの設定画面は出てこないし、待てど暮らせどモバイルネットワークには接続できず、電話の受信もできません。

結論から言うと、最初から左の絵のように 「設定」ボタンを押して手続きすればよかったのです。そうすれば「構成プロファイルのインストール」というボタンが現れて、今度は本体の 「設定」 「一般」 「プロファイル」 「インストール」を選ぶことができるのでした。

どうもこの「みおぽん」というアプリは、もともとプロファイルのインストールをするためのものではなく、契約よって足りなくなったデータ量を付け加えたり、契約を変更したりするためのアプリのようで、その中の機能の一部として「設定」があるためにこんなにわかりにくい仕様になっているのでした。

なおこののちLINE だけは再び番号認証が必要になります。 例の二段階認証で本人確認をした後使えるようになります。 

大手キャリアショップで機種変した時にはこうした面倒な手続きは全てショップ側がやってくれるため問題はないでしょうが、こうした新しい機能がインストールされていて簡単にスマホの環境、データが移行できる様になったことは覚えておいて損はないと思います。

SBI信託ネット銀行のSaAT Netizen

久しぶりにSBI信託ネット銀行から振り込みをする必要に迫られログインしたところ、次のような警告が表示されました。 「安全なインターネット・バンキングを行うために SaAT Netizen をインストールしてください。」

む? 新手のウィルスかとURLやソフトウエアを調べてみましたが、別に怪しいところはなさそうです。 新たにインストールするとなると現状インストールされている Anti-Virus やAnti-Phishing との競合が心配です。 こういったセキュリティソフトは複数インストールすると不具合に見舞われることが非常に多いですから。

動作環境をみてみると、2019年末時点でサポートしているのは Wiindows 7まで、不思議なことにWindows 8は非対応です。 Google Chrome, Firefox には対応していますが、拡張機能をインストールする必要があるとのことです。 MAC OSには対応していません。

Security Soft との競合は HP Secure Click, ESET Endpoint Protection, McAfee IS, Kingsoft IE などで報告されすでに対応が取られているようで、なかなか素早い対応だと思いました。

私の場合普段はGoogle Chrome (64bit V79.0.3945.88)を使っているので、設定メニューから拡張機能を選んでインストールしました。
その後PC起動時に一度「SaAT Netizen 不正送金対策にご協力をお願いします」というポップアップが表示されますが、ネットバンキング自体は何の問題もなく完了しました。

ところが翌日SBI証券にログインしたところとてつもなくChrome の反応が遅くなりました。 特に日にちを選ぶプルダウンが表示されなかったり、表示されるまでに30秒以上かかる有様でとても使える状態ではありませんでした。
仕方がないので当座はEdge を使ってトレードしました。 またSUBで使っている楽天のMarket Speed では全く影響はありませんでした。

この状態が年末でアクセスが集中している事による可能性もあるかもしれません。 大納会の前だったので休暇に入ったサラリーマンなどが一気にアクセスしたことによる混雑です。 しかしサーバーの付加だけだったらEdge でアクセスしても状況が同じだったはずです。

午後になってWindows を立ち上げ直してChrome でSBIネット証券にアクセスすると、今度は何もなかったようにスムーズにアクセス、注文をすることが出来ました。
これがキャッシュによるものなのか、それともアクセス集中が途切れたのか、一時的な原因だったのかわかりませんが、いずれにしろ面倒な時代になったものです。

記事検索
月別アーカイブ
ギャラリー
  • なんか変だよアマリリス
  • なんか変だよアマリリス
  • なんか変だよアマリリス
  • なんか変だよアマリリス
  • 葉牡丹と春菊のサラダ
  • 葉牡丹と春菊のサラダ
  • 葉牡丹と春菊のサラダ
  • 葉牡丹と春菊のサラダ
  • 今年も咲いたアマリリス
  • 今年も咲いたアマリリス
  • 今年も咲いたアマリリス
  • 野菜のトウ立ち
  • 野菜のトウ立ち
  • 野菜のトウ立ち
  • 野菜のトウ立ち
プロフィール

pac747

QRコード
QRコード
  • ライブドアブログ