還暦からの出発

日々の出来事と経済の動きを語る。花とカメラ、PCについての情報も。

2018年07月

2018年7月太陽光発電実績

記録的な暑さという今年の7月もようやく終わりです。
7月に台風が東海近畿をおそうというのも珍しいですが、何と言ってもこの時期の台風としては東から西に抜けるという極めて珍しいコースをたどりました。 先の集中豪雨も雨の少ない瀬戸内地方に大雨を降らせましたし、最早異常気象とは言えないような局地的な豪雨や熱暑が日常茶飯になるのでしょうか?
Webmon201707
201507Sunvista
Webmon201807


2016年のグラフが無いのですが、2015年、2017年、2018年7月の発電量と消費電力量のグラフを示します。 紫の折れ線が一日あたりの消費電力量、緑の棒線が発電電力量です。
今年7月のグラフの特徴ははっきりしています。 発電量が10kWhを切った日が一日だけしかなかったことです。 6月に梅雨が明け以後台風12号が襲来するまで連日35度を超える熱暑の日が続きました。発電量もその御蔭で連日25kWhを超えました。
2015年7月は10日過ぎまで梅雨のぐずついた日が続いたのに比べて対照的です。

東京電力の「電気家計簿」から7月の電気使用量のお知らせを見てみます。
総使用電力量  372kWh  昼間 1kWh  朝晩 159kWh 夜間 212kWh
基本料金                 2160円
昼間料金                  39円
朝晩料金                 4136円
夜間料金                  2597円
燃料費調整額             -781円
再エネ発電賦課金          1078円
全電化住宅割引            -337円
通電制御型割引            -302円
支払い電力料金            8589円
 
総発電電力量  828kWh  自家消費量 244kWh 販売電力量 584kWh
販売金額         584x49=28616円
差し引き収入金額          20027円

久々に2万円を超える収入となりました。 お天気様様です。
例年一年で最も発電量が多い月は5月が多いのですが、今年は7月が最も多くなりました。
一日あたりの発電量で見ても7月1日が今年のベスト5に顔を出しています。
201807BestSolar

また昼間の消費電力が1kWhだけとなったのもはじめてのことです。 といっても昼間(07:00-17:00)全く電気を使わなかったわけではなく、ほとんど毎日エアコンはつけっぱなしでしたし、昼食の準備にIHクッキングヒーターと電子レンジを使用し、TVとパソコンも長く使用しています。
しかし太陽光で発電している間の使用電力は発電電力から優先的に使用するため、東京電力からは購入していないというだけです。(これを自家消費電力といいます)
異常気象で局地的な集中豪雨、季節外れの台風と異常な進路など最近の天候はこれまでにない様相を呈してきています。8月もまた異常高温が続くのでしょうか、心配です。




タイガーエアーポットの補修部品

PNM-T220 10年もののタイガーエアーポットPNMーT220XT です。 ステンレス側でシンプル、丈夫で毎日使ってきたのですが、最近ポットの中にある給湯パイプと本体をの間にある樹脂パッキンが緩んできたらしく、スカスカになってきました。

そういえば以前にも同じ事象に遭遇したなと調べてみると、5年半前の本ブログの記事に思い至りました。
http://blog.livedoor.jp/pac747/archives/3661152.html


P1030898

この時には給湯パイプのL字部分の樹脂が写真のように劣化して穴が空いてしまったもので、タイガーの補修部品を取り寄せて交換して事なきを得ました。

 


TIGERPOTPART

今回はこのL字部分は大丈夫だったのですが、本体との接続部分にあるシリコンらしいパッキンがだめになっているようです。
購入から10年以上さすがにもうパーツは扱っていないかもしれません。

 

ダメ元でタイガーのパーツショップを覗いてみるとこの製品はまだ現役で、パーツもちゃんと掲載されていました。 在庫もまだあるようです。
https://www.tiger-shop.jp/shop/g/gPNM-S220XT/

 

 

 

 

 


まだ写真左の吐出パイプは壊れていませんが、早晩劣化して壊れる可能性があります。 また今回給湯パイプ自体は無事でしたが、以前と同じ様にL字部分が破れてしまう可能性があります。 それに製造から10年、いくら定番商品でモデルチェンジがない製品だと入っても、いつ製造中止になってもおかしくありません。

というわけでタイガーのパーツショップで給湯パイプ、パイプパッキン、吐出パイプの3つをネットで注文することにしました。

価格はステンのパイプが600円、パイプパッキンが100円、吐出パイプが300円〆て部品代1000円、送料が300円、それに消費税が付加されます。

それにしてもタイガーのネットサイトがよくできているのには驚きました。 住所の半角番地はちゃんと全角に変換してくれるし、郵便番号から住所へも自動的に変換してくれる、入力がおかしいときには入力中でも警告してくれます。
請求書明細も部品送料別にちゃんと表示されますし、まとめて注文した場合の送料も自動で計算されます。 細かい心遣いですが、メーカーの姿勢がよく現れていて好感がもてました。

日経平均からTOPIXへ

今週の東京市場では、日銀のETF買いを巡る思惑が交錯しています。
昨年からのゼロ金利とイールドカーブのフラット化政策に伴う歪みが無視できない程に大きくなってきたことから、日銀がこれまでの方針を転換するのではないかとの見方が出てきたためです。

この理由には、長期金利がほとんどゼロに近くなり、変動も少なく、市場に出回る国債がほとんど無くなるような状態で、銀行経営に目に見える悪影響を与えていること。 日経225連動ETF買いが進んできた結果、値嵩株の保有株数が増え、特に超値嵩株の保有比率が第一位となる銘柄が増えて、正常な株価形成ができなくなりつつあることなどがあります。

また米国はすでに景気に中立的な金融政策から引き締めへと移行する動きが見えており、EUも緩和的姿勢を変化させるものと見られていることから、日銀としても市場に大きな影響を与えない形で、この先緊急避難的にとってきた超緩和政策からの出口を模索する時期に来ていると考えられるからです。

とは言ってもETF買いを止めるとなると市場は暴落します。 そこで「緩和の副作用に配慮した金融政策を検討する文言を盛り込む」方向でなんとか混乱をさけつつうまくいく方法がないか模索しているというわけです。

このところの東京市場では日銀のETF買いの影響もあり、日経平均株価に対するTOPIXの価格に大きな開きが見られます。 というのも、株価下支えのためのETFを買い入れる時、日経平均採用銘柄の内ファーストリーテイリングやソフトバンク、ファナックなどの影響が非常に大きくなるため、自然これらの株式の日銀保有比率がどんどん上がっていくのです。

NTB201807

このグラフは日経のHPにあるNT倍率の過去2年間のチャートです。
水色の線がNT倍率を表しています。 2017年秋以降NT倍率は上昇傾向にあり、今年7月には過去初めて13倍を超えました。

言うまでもなくNT倍率は日経平均株価をTOIXで割ったもので、この数字が大きいほど日経平均採用銘柄の値上がりが、全体の株価上昇に比べて大きいことを意味しています。

もし日銀がこれまでのようなETF買いを止めるとすると、考えられるのは日経225平均採用銘柄の内、株価が高い(指数に与える影響の高い)銘柄から時価総額の大きい銘柄の買いを増やすことが考えられます。

となると当然上記値がさ株が売られ、金融や時価総額の大きい銘柄が買われることになります。

今週に入ってからの225採用銘柄の主な株価の変化を見てみましょう。
        銘柄名                            23日                     24日                        25日
ファーストリテイリング              -3030                    -130                        -350
ファナック                                 -495                    +780                        +475
東京エレクトロン                      -110                     +145                        -115
ダイキン工業                           -275                    +320                         +105
エーザイ                                 -180                     -205                        +245
TDK                                        -280                     +100                        +180
ソフトバンク                             -286                       +27                         -28

先週末に日銀の方針変更の可能性が伝えられた翌営業日の23日、採用銘柄の値嵩株はいずれも大きく下落しています。 これらの銘柄群はいずれも浮動株がETFに吸い上げられ、少しの売り買いで大きく株価が動くのが特徴です。

本当に日銀がこれらの株を間接的に売ってくるかはわかりませんし、売ってくるにしても秘かにやるはずですが、保有金額、比率がこれほど高くなってくると、その影響は大きくなるので注意が必要です。

化粧品株の急落

7月19日の東京株式市場では、資生堂、コーセー、ファンケルなどの化粧品株が急落しました。 下はコーセー(4922.T)株の過去3ヶ月日足チャートです。
49223MTchart

コーセー株は美白シワ取り化粧品が売れ、特に中国人観光客に人気を集めている他、アルビオン、買収した米タルト社の業績が上乗せされ業績は絶好調、折からのインバウンド関連株としても注目を集め、今年6月18日には上場来高値26340円をつけています。 2012年には1700円を切る株価でしたので、この7年間に15倍以上に値上がりしたことになります。

業績面ではほとんど曇りのない青空天井とも言える状態だったのですが、株式市場全体が調整する中、さすがに6月の最高値から7月6に日には21850円にまで調整を入れました。
その後市場全般が反騰場面に入るといち早く反発、7月17日には24730円と4営業日だけで2000円近く値上がりし、6月高値を更新する勢いでした。

ところがボールドマン・サックスが17日付けのレポートで、米国の食品・家庭用品セクターの投資判断を「ニュートラル」から「コーシャス」に引き下げたことから、日本でも関連株が急落する場面となりました。
コーセーではあくる18日に 780円安の 23560円。 19日にはなんと 1680円安の 218580円、更に20日には 550円安の 21330円 と3営業日だけで 3010円値下がり、一気に下値メドとされる26週移動平均まで割り込んで目先完全な下げ相場を伺わせる動きとなりました。

類似企業である資生堂の場合は、下のようにまだ下げ相場を暗示する形にはなっていません。
49113Mchart

同じく資生堂(4911.T)の過去3ヶ月の日足チャートです。 資生堂の場合5月14日に1122円高と一気にうわっぱなれる動きになり、その後も高値更新が続いていました。 コーセーと同様に19日には423円安と下げましたが、下げ幅は小さく、その後の下げでもまだ13週平均線は割り込んでいません。

どちらも外国人保有比率が40%を超えていることから、ゴールドマン・サックスの投資判断変更の影響を受けた面が大きいと考えられます。 特にコーセーは値嵩株であるために値動きが大きくなったのだと考えています。

ただ単純に利益だけを見てみれば 資生堂の18年12月予想一株利益が160円であるのに比べ、コーセーの2019年一株利益予想は613円となっており、株価は資生堂の3倍以上出会ってもおかしくないことから、コーセー株価は資生堂の3倍以上あってもおかしくありません。 つまり25000円位で下げ止まってもいいはずでした。

相場は常に行き過ぎるという格言があります。 確かに米中貿易戦争が激化し、中国景気が落ち込めばインバウンド消費が落ち込む可能性はありますが、今の所大きな影響は出ていません。 もし資生堂株価がこの水準で下げ止まるのなら、コーセー株は25000円程度まで戻してもおかしくありません。

この水準でもまだ十分利益が乗っている投資家も多く、狼狽売りがまだ続く可能性はありますが、コーセーの過去3日間の下げは明らかに下げ過ぎの気がします。 2万円を割れたところは絶好の買い場ではないでしょうか?

つるなしインゲンとハダニ

家人が先月はじめに撒いて育てているつるなしインゲンの種が残っていました。 先月末今月始め残り種をまいて芽が出たものをプランターに植えました。

DSC_0393

順調に育ち、防虫ネットの中で高さ30cmくらいにまで育地ましたが、先週辺りから葉が白っぽくなってきました。

1ヶ月ほど早くから育てている家人の話によるとこれはハダニの被害によるらしい。

 

 

 

 

DSC_0394

白くなった葉を裏返してみると何やら茶色い小さな点がたくさんあります。
これがどうもハダニらしいのです。

ハダニは成虫でも0.5mmくらいの小さな虫で、老眼の私には肉眼では点にしか見えません。 ダニ目、クモに近い虫だそうです。 カンザワハダニ、チビコブハダニなどの種類があり総称してアカダニと呼び、成虫幼虫ともに葉裏に集まって植物の養分を吸汁するために葉の表面に白い無数の斑点や絣模様ができるのが特徴とあります。
http://yasaitosyokubutsubyoukitaisaku.com/gaityuunosyurui/hadani.html

10日周期で産卵から成虫になるので、特に暑い夏ほうっておくとあっという間に被害が拡大するとか。 このところの高温と雨が全くふらない状態で増えてしまったに違いありません。

駆除方法はアブラムシと同じで、セロテープで貼り付けてとったり、牛乳の水割りをかけることですが、水をかけて洗い流すのが最も簡単な方法とかで、今朝水やりを兼ねてすべての葉裏を洗ってやりました。

本当はてんとう虫などが食べてくれれば一番良いのですが、これほど高温で雨なしの日が続くと、益虫も少なくなってハダニの天下になってしまったようです。

DSC_0392
こちらはまだ被害が少ない葉ですがいずれやられるのが目に見えています。
暫くはハダニとの戦争が続きます。

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