ダ・ビンチ・コードで一世を風靡したダン・ブラウンの新作 ”origin”が発売されました。 もう十年以上も前の話になりますが “The Da Vinci Code” がアメリカで発売されて大好評を博していたので、無理をして原本を手に入れ数週間かかって読んだ覚えがあります。
その後 “Angels and Demons” “Deception Point” “Puzzle Palace”
“Digial Fortress” “Inferno” “Lost Symbol”と続くのですが、中でも面白かったのが「ダ・ビンチ・コード」と 「ロストシンボル」でした。
ダンブラウンを原書で読むとき、最初に苦労するのが宗教用語です。キリスト教のバックグラウンドがない場合、特に僧衣、宗教儀式、や宗教団体などについてはある程度辞書で調べていかないと筋が追えません。
その点 “Deception Point” や “Digital Fortress ” は特別な知識が無くても読めますから入りやすいと言えます。
さて”ORIGIN” なのですが、日本のAmazon でも原書は手に入りますが、ハードカバーで3200円ほどします。 (Kindle 版だと¥1100) ところが中古ながら美品で¥1150円で販売している業者を見つけて購入しました。
ロンドンから発送するので2-3週間かかるということでしたが、 5日ほどで国際郵便で届きました。 何とも素早い対応で感心しました。 ちゃんと航空便で送ったらしいのです。この値段で申し訳ない気分です。
ところが開いてみてびっくりです。
なんとManchester 図書館から借りだされたものだったのです。
この書店はどういう経緯で手に入れたのでしょうか?
返却しようとセラーをたどってみましたがすでに業者はAmazon から削除されてしまっていました。 Amazon をよく使うのですが、こんな業者に当たったのは初めてです。 マンチェスター図書館に自腹で郵送するのも面倒でどうしたものと思案しているところです。 こうした専門業者がいるのですね。