我が家のカーテンレールはごく普通の白い金属製のダブルレールのもので両端にプラスティック製のエンドキャップが付いています。
よくあるステンレス製の楕円形のレールではなく長方形のレールです。
カーテンの両端は移動しないようにエンドキャップにある丸いリングにフックをひっかけてあります。
ところがこのエンドキャップはどうも強度が足りないらしく、ちょっと力を入れてカーテンを端まで引くと、エンドごと外れてカーテンが落ちるという事件が3回も発生しました。
外れたレールエンドを見てみると、写真のようにビスの台座部分のプラスティックが割れてしまっていて、ビスで止め切れていないようです。 もしくはビスを締めるときに力を入れ過ぎたため割れてしまったものと考えられます。
普通ビスの台座部分には金属のワッシャーか何かをかませるものだと思いますが、この製品の場合わずか2mm程度しか厚みがなく、台座もプラスティックですびでとても強度が足りないのだと思います。
朝起きてカーテンを勢いよく開けたと思ったらカーテンがすっ飛んで外れてしまうと驚きますよ。
先日セキスイハイムの5年点検があったのでこのレールエンドの補修部品を頼んでおきました。
届いたのが左のレールエンドです。ビスの力がかかるところが上下ともに金属製となっています。 プラスチックの材質もより硬質で五面が覆われており、下面には補強土手も組み込まれていて丈夫だと思われます。
台座が割れてしまったカーテンレールエンドの部品ですが、こうした製品は随分分前から使用されており、製品としてこなれているはずだと思います。今回コストダウンのために中国製か何かの粗悪な製品を使ったのでしょうか? 残念な部品です。
ちなみにこの部品の名称ですが、「カーテンレールエンドキャップ」あるいは単に
「エンドキャップ」、「キャップストップ」、「カーテンストッパー」、「エンドストップ」などいろいろな呼び名がありますね。
よく調べたらセキスイハイムの正式補修部品として「カーテンレールエンドキャップ角白4個入り」が 432円で販売されていました。
http://www.e-shopbuhin.com/top/detail/asp/detail.asp?gcode=P6603
私の家ではカーテンレールはいずれもスタンドを持って来れば手が届くところにありますが、もしこれが天井埋め込みのカーテンレールだったり、階段や吹き抜け部分にあったりすると交換も大変なことになります。
この部品の単価がいくらかは知りません。 安い部品を使ったとしても1個数十円の差だと思われます。 目に見えないところにある小さな部品にも耐久性のある丈夫な部品を使ってもらいたいですね。