還暦からの出発

日々の出来事と経済の動きを語る。花とカメラ、PCについての情報も。

2014年10月

オリエンタルランドが空を駆ける

オリエンタルランド(4661.T)の株価が上場来高値を連日更新しています。
OLC1031

このグラフはOLCの月足チャートです。(Market Speedによる)
2011年までは好業績ながら6千円から8千円の往来相場でしたが、2012年に1万円を突破、今年に入っては夏から上げ足を速め、10月31日には1千円を超える上昇で2万3千円後半にまで値を飛ばしています。

OLC は昨年が開園30周年で、様々なイベントを開催、史上最高の入園者数を記録しました。 今年はそのあおりを受けて来園者が減少し業績も減益見通しを出していたため昨年後半からはさえない動きをしていました。

しかしその後の円安による外国人観光客の増加、景気の回復に伴って予想ほど来園者は減少せず、今期の業績予想は減益は変わらないものの減益幅が減少するとの見方から夏以降の上昇に弾みがついたものです。

OLCが10月30日に発表した中間期決算によりますと、来園者数は昨年比減少するものの過去2番目の水準となり、期初予想に比べて売り上げで11%増、営業利益で 46.3%、純利益で 43.1%増加しました。
http://www.olc.co.jp/news/olcgroup/20141030_04.pdf

併せて今期の通期予想も上方修正し、期初予想に比べて、売上で8.6%増、営業利益22.3%増、純利益21.3%増としました。
また現在のディズニーランド、ディズニーシーに加えて「ファンタジーランド」を開発する計画を発表しました。
http://www.olc.co.jp/news/olcgroup/20141030_05.pdf

業績は予想以上に好調に推移し、OLCはファンタジーランドの増設に向けた
今後10年間5000億円レベルの投資についてもキャッシュフロー上問題ないとしています。

東京市場では10月31日の市場では30日の中間期決算の上方修正と、ファンタジーランドの増設計画をはやして大幅上昇、上場来高値を更新中で、まさに青空天井状態です。 しかし今後の投資の増額、入園料の値上げなどを考えるここへきての上昇は異常でPERも30倍、PBRで4倍近くに達し、理屈では考えにくい価格にまで駆けあがっているように感じます。

Google Chrome でSSL3.0を無効にする

先日はネット証券からSSL3.0 を無効にするように依頼がありましたが、そのほかのサイトでも使用者にSSL3.0を無効にするようにとのメールがたくさん来ています。 SSL3.0 の脆弱性については10月25日の本ブログで書きました。
http://blog.livedoor.jp/pac747/archives/4214481.html

この時にはInternet Explorer 11から SSL3.0 の使用をしない方法だけを書きましたが、どうもそれだけではだめで、Google Chrome も早急に手当てする必要があるようです。
Google は間もなくプログラム自体SSL3.0を使用しないようにするという話でしたので、私はそれまでIE を使って待とうと考えていましたが、そうも言っておれなくなりました。

Google Chrome の対応方法についてはGoogle からは公式のコメントはなく、あるサイトでは対処方法を示しているのですがうまくできません。
http://www.digicert.ne.jp/howto/basis/disabling-browser-support-ssl-v3.html

このサイトで示しているように、Chrome のリンク先,、たとえば
C:\Program Files(x86)\Google\Chrome\Application\chrome.exe
の後ろに “—ssl-version-min=tls1” を付け加えなさいというものです。しかしこの通りにしても「パスが無効です」といわれて適用することができません。

Google Chromeの設定は階層が深くてどこに何が入っているかがわかりにくいのですが、よくよく調べてみると設定メニューの奥にSSLに関する設定項目があることがわかりました。

Chrome のMenu もしくはアドレスバーの一番右にある「設定」アイコンをクリックして「設定」メニューを出し、その最下行にある「詳細設定を表示.....」のハイパーテキストをクリックします。Chromesetting

そうすると下のほうに「ネットワーク」の項目が表示され、その中に「プロキシ設定の変更」というボタンが出てきますのでそのボタンを押します。

ProxySSL

出てくるインターネットのプロパティで「詳細設定」のタブを押します。
ssl3

すると上のような設定画面が出ますから「SSL3.0 を使用する」のチェックボックスをクリックしてレ点を削除し、適用すればよいわけです。

これでGoogle Chrome から SSL3.0を無効にすることができました。

SSL3.0が無効になっているかどうかはあるサイトにアクセスすることによってわかるそうです。
https://www.poodletest.com/

私はGoogle Chrome で上に書いたSSL3.0を無効にしない状態でこのサイトにアクセスしてみましたが、”Not vulnerable”  と表示されました。 なぜかはわかりません。 今度は逆に上の方法で SSL3.0を無効にした状態で以下のサイトで脆弱性のテストをしてみました。
https://www.ssllabs.com/ssltest/viewMyClient.html

すると SSL v3 POODLE Vulnerablilityにおいて、
” Your user agent is vulnerable. You should disable SSL3” と表示されました。 IE11 でSSL3..0を無効にしたもので同じサイトにアクセスすると
”Your user agent is not vulnerable” と表示されました。 SSLLABのテストサイトがChrome に対応していないのかもしれません。

楽天が格安スマホ販売に参入

10月29日NHKが報じたところによりますと、「楽天」は子会社の「フュージョン・コミュニケーションズ」を通じて、29日より台湾メーカー製のスマートフォンを利用した月額2000円前半の「楽天モバイル通話SIM」プラン提供します。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20141029/k10015777081000.html

セット販売に使用する端末は台湾の大手PCメーカーASUSが日本では発売開始したばかりの「ZenFone 5」で、5インチIPS液晶。 Android 4.4.2を搭載、800万画素カメラを搭載で重さ145g。 連続待ち受け時間がLTEで180時間、連続通話時間は約1230分。 単体をASUSショップで買うと、価格は16GBモデルで2万6800円。32GBモデルで2万9800円ですが、プランと同時に申込すると端末代が2万6400円になります。

楽天のサービス「楽天モバイル 通話SIM」は、子会社のフュージョン・コミュニケーションズを通じて展開され、通話基本料に加えて最も安い通信速度200kbps通信容量無制限のプランで月額1250円。下り最大150Mbps通信容量2.1GBプランで1600円。4GBで2150円。大手キャリアと同等の7GBプランが2960円に設定しています。 同時にZenFone5を購入した場合、月額一律1200を加算するとしています。

楽天とフュージョンは「楽天電話」をすでに発表していて、LINE電話や050Plusと異なり専用通話回線を使用するため通話品質が高いのが特徴です。 今回のプランも「楽天電話」を月30分程度使用し、LTE月通信容量2.1GBをを前提に通話データ料こみで月額2200円程度になると説明しています。

ZenFone5は日本では11月8日の発売ですが、アジアでは2014年7月にすでに発売されており、並行輸入版を購入することが可能でした。しかし日本で使用するには対応周波数に制限があり、2.1GHzを使用するDocomの回線仕様で問題がありましたが、今回日本発売のA500KLではこの問題は解決されているようです。 日本仕様では日本語入力システムにATOKを採用している点は評価が高い。
http://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/1410/28/news113.html

同じZenFone5 でもアジア仕様の A501CG Dual SIM 8GB の端末価格は
Amazon で1万6045円となっており4G LTE対応を求めない場合格安です。
このリンクで見る限り内容的には魅力的多端末で、カメラ機能もiPhoneを上回る部分もあり使ってみたい気になります。

ZenFoneは6インチパネルを使用した ZenFone6 もすでに海外では発売されています。 iPhone6 Plus を意識した商品設定なのでしょうか。
こちらは並行輸入版しかありません。

いずれにしろCategory 4 LTEに対応したSIM フリースマホの中では、コストパフォーマンスが非常に高い端末だと思います。 ただ楽天SIMを使用するかどうかは「楽天電話」の評価次第です。 通話品質にこだわらない場合にはもう少し安いMVNO SIMもありますが、総合的に見て現時点では最も魅力的なLTEスマホだといえるのではないでしょうか?

ワイヤレスマウスのスクロールがおかしい

LEDMouseBuffalo のBlue LED 仕様のワイヤレスマウスを使用しています。
http://buffalo.jp/products/catalog/supply/input/mouse/wireless-blueled/bsmbw02/


Blue LED を使用しているために、マウスパッドを敷かなくても、たとえつるつるした机やテーブルの上やビニール、ガラスの上で動かしても、ちゃんと移動を認識することができます。

またこのマウスには左わきにページアップダウンボタンが付いているので、パワーポイントでプレゼンをするときに便利に使わせてもらいました。
http://blog.livedoor.jp/pac747/archives/3675364.html

しかし最近使用していると上下のスクロールが円滑にできなくなっていることに気づきました。 スクロールホィールを回してもブラウザーの下のほうを見ることができなかったり、カクカクとした動きで元に戻ってしまったりすような現象が頻繁に起きるようになりました。

昔のボール式のマウスの場合、中に入っているボールとボールの動きを伝える軸にゴミがいっぱい付着しているために軸が円滑に回転できず、空転したり、ポインターが飛んだりといった現象がしょっちゅう起きたために、よく掃除をするためにボールを取り出してゴミ掃除をしたものです。

LEDマウスではポインターの動きはレーザーで読み取っていますから誤差や認識不能になる事態はほとんどありませんが、スクロールは写真の白いホィールを回転させることによりセンスする使用になっていますので、これまでのマウスと同じように空回りしたり、引っかかったりすることは起こりえます。

P1050452機械的な故障なら中を開ければ何とかなるはずと、マウスの分解をしてみました。

マウスをひっくり返したところです。
左にあるビスを外せば簡単に分解できそうです。
 

mousebis

ところがこのビスをよく見るとY字型になっていて、+ドライバ、マイナスドライバーのいずれでも外すことができません。 今からツール屋さんに走るのも面倒なので、何とか小さなマイナスドライバーでこじ開けました。

 

P1050453

やはりビス一本で止まっていました。 裏蓋を開けると中身が見えます。 問題は左下の白いシリコンゴムのホィールの右に見えるセンサー部分です。

mousewheelこの部品は残念ながら小さくて分解できそうにありません。

こういう時には接点復活剤です。
CRC556 にノズルを付けて一吹きしてやりました。

その結果スクロール操作を至極円滑にすることができるようになりました。 簡単です。あとは裏蓋を止めているY字ビスを締め付けてやればよいだけです。
その後の作動は順調でまったく問題ありません。 

地図を印刷する

スマートフォンやタブレットの普及により、外出先で地図を広げる機会が少なくなりました。 Google Street View を利用して実際に出歩かなくても、周りの環境のイメージをつかむことさえ可能になりました。

しかし相変わらず紙の地図が必要な場合もあります。まあ市販の最新の地図を購入すればよいのですが、地図というのは購入したとたんに情報が過去のものになってしまい後のアップデートが面倒です。 ちょっとした場所調べによくお世話になるのが、Google, Yahoo, Goo などが提供している無料の地図です。

私は各ポータルサイトが提供している地図はほとんどがZenrin の地図ですので内容は全て同じだと思っていましたが、よく調べてみるとそれぞれに結構大きな差があることがわかりました。

Google Map:言わずと知れた Google Earthと連携して地図と衛星写真画像を見ることができるもので、特にZoom In, Out が素晴らしく速いです。 地図に表示される情報も詳しくて良いのですが、詳細地図を表示するとコントラストが弱くてカラー印刷してもあまりくっきりとは印刷できません。 詳細地図のデータはZenrinのものを使用しています。

空中写真は真上からだけではなく2段階斜め方向から見た写真を表示することもできます。また見る方向(方位)も自由に回転することができます。 しかし地図モードでは常に上が北で示され、印刷するときに所望の方位に回転することはできません。

Yahoo地図: これも詳細地図はZenrinのデータを使用していますが、特徴は地下街、鉄道路線、水域図、地形図などを表示することができるほか、ビビッド、ボールド、モノトーンなど印刷に適したくっきりした色合いの表示オプMapションを持っていることです。 モノトーンにすると必要な情報だけが表示され、白黒印刷できますのであとから色鉛筆などでマークしたり書き込みをするのに便利です。

カラー印刷の場合はビビッド、またはボールドにすればくっきりした地図を表示印刷することができます。

また雨雲レーダー、台風情報、津波被害予想図なども重ねて表示することができます。

いずれの場合でも地図表示から「印刷」を選ぶとスケールやZenrin のロゴが入りますし、正方形の上北の地図しか印刷できないので、私はSnipping Tool で地図の中で必要な部分だけをキャプチャーして印刷するようにしています。

Goo地図: こちらはGoogle と Yahoo の間を取ったような表示です。 もちろん航空写真も見ることができますが、かなり古い写真で私の住んでいるところを見ると4年以上前の写真だと明らかに分るものでした。 (Googleの空中写真は2年以内のものでした)

地図はやはりZenrin の最新のものを使用し、色が比較的くっきりしているのでカラー印刷しても見やすいですが、地図の画面が小さく、大画面で表示することができません。

ただしGoo地図の優れたところは、東京など一部地域に限られるますが、現在の地図と古地図を比較することができることです。 また印刷オプションが豊富です。
Goo地図カラー、モノクロともにA4縦横の指定ができますし、地図表示から「印刷」を選ぶと、「地図を回転する」オプションが表示され、たとえばA4横表示で道路が東西に走るように地図を回転させて印刷することができます。
左の印刷画面で表示されるコンパスを所望の方向に回せば地図が回転します。 さらに地図を回転しても文字が傾いて表示されないように工夫されています

地図が回転するものはスマートフォンやタブレット用のマップソフトでは当たり前の機能ですが、PC用の地図でこの機能を実現しているのは私が知る限りGoo地図だけです。

ただ残念なことにGoo地図では詳細画面にしても番地までの表示はできません。 この点Yahoo のモノクロ地図は番地まで入っています。

いずれの地図も特徴があってそれぞれに優れた点があるのですが、用途によって使い分けなければならないのが難点といえば難点です。

記事検索
月別アーカイブ
ギャラリー
  • 「わが投資術」
  • 植物生育の季節
  • 植物生育の季節
  • 植物生育の季節
  • 電力契約アンペア数を変更する
  • 電力契約アンペア数を変更する
  • 王子の桜
  • 王子の桜
  • 王子の桜
  • 王子の桜
  • ウォッシュレットを交換する
  • ウォッシュレットを交換する
  • ウォッシュレットを交換する
  • ウォッシュレットを交換する
  • ウォッシュレットを交換する
プロフィール

pac747

QRコード
QRコード
  • ライブドアブログ