還暦からの出発

日々の出来事と経済の動きを語る。花とカメラ、PCについての情報も。

2013年11月

MVNO業株価の暴騰 日本通信、フリー・ビット

11月に入って急に格安MVNO 提供業者の株価が動意づいています。

MVNO 業者とはデータ通信回線を大手通信会社(NTTドコモがほとんど)から借り受け、低額なプランでデータ通信を提供する会社のことで、大手通信会社のパケット定額が月額6千円以上するのに比べておよそ半額以下のコストで済むため注目が集まっています。

NHNComm3mth

このチャートはMVNO 業者の老舗日本通信(9424.JQ) の3ヶ月間の株価日足チャートです。 今週に入って急に動意づき、11月始めの5500円前後から今週に入って5営業日のうち4回ストップ高をつけています。29日もストップ高買い気配比例配分で終わっています。 株価は10760円とほぼ1週間で倍に跳ね上がりました。

FB3mth

こちらも同じくMVNOと法人向けネットサービスの会社 フリー・ビット(3843.M) の3ヶ月日足チャートです。 この会社は子会社の不正経理問題で 一株利益が昨年はマイナス、今年度予測も10円程度しかない会社ですが、サン・クロレラ、オービック、村井純氏などが主要株主という変わったところで、DTI 、フルスピードが連結会社になっています。  最近発表した、月額714円と業界最安値の格安LTE 接続のMVNO サービスが評判を呼んでいます。

IIJ3mthネット接続会社でも草分け的存在のインターネット・イニシアティブ(3774.T)
もMVNOサービスを提供していて評判は良いのですが、さすがに資本金が大きいためそれほど極端な動きにはなっていないようです。それでも11月14日の2576円から29日の3025円まで449円と 17% 値上がりしています。

一株利益10円のフリービットと130円台もある IIJ と比較するのは間違っているかもしれませんが、将来性や大化けする可能性という意味ではフリー・ビットの方が変化率が大きく面白みがあるのでしょう。 しかし私にとっては値動きが激しすぎるて1部上場のIIJ 以外投資する気持ちになれません。

そういえばネット関連会社ではこのところ Mixi (2121.M)も人気化しています。Mixi3mth

Mixi はFacebook よりいち早く2006年9月に東証マザーズに上場、SNSのホープとして325万円という高値をつけました。  その後はFB に押されて業績が伸び悩んで社長が交代、今年10月には14年3月期連結決算が赤字に転落するとして上場来安値 1064円にまで売られていました。

ところがその後11月20日から8営業日のうち6回ストップ高を演じる急騰ぶりで29日も寄付きからストップ高買い気配、引けは比例配分で7万株の出来。 284400株の買い注文を残しました。  株価は1月でなんと3倍です。

こうしてみてくるとネット関連株はバブルを髣髴とさせる動きに見えますが、まだ動き出して半月、急騰後の調整はあってもまだまだ相場は若い感じがします。

これらの原因の一つがこのブログでも書きました Apple による iPhone のSIM フリー化にあると私は思います。 SIM フリー化によってユーザーは通信会社の制約を受けることなく自由に選ぶことができるようになります。 バカ高いパケット定額を避けて格安MVNO に乗り換えるスマホユーザーが今後増えていくことを見込んでいるのだと思います。

逆に言うと大手3つの通信会社は収益源のARPU が下がってくるわけです。 NTTドコモを除いてソフトバンク、KDDI は今後収益の停滞に見舞われるのではないでしょうか?

秋の装い

P1040360木枯らしが吹き朝晩めっきり冷え込むようになりました。
門柱の前に2年前に植えたドウダンツツジがきれいに紅葉しました。  ドウダンツツジはあまり成長が早くないので手入れが簡単で助かります。  春は花が咲きますし、秋は紅葉が見事です。ドウダンツツジは丸く剪定して仕上げる方法もあるようですが、丸くすると日陰の部分がスカスカになったり丸くならなかったりの苦労があるようです。

 

P1040364

これまた2年前に植えたレモンです。
昨年は実が全部落ちてしまいましたが、今年は2個立派なレモンができました。 そろそろ収穫時期かもしれません。  春には5個くらい小さな実が点いていたのですが、2個以外は全部落ちてしまい摘果の手間が要りませんでした。
P1040394

やはり2年前の秋に植えた「乙女山茶花」です。  昨年は花が全くつかなかったので心配したのですが、今年はたくさん咲きそうです。

もともと乙女椿を買うつもりでしたが、そのときには乙女椿と乙女山茶花のCameria1違いがわからず同じものだと思って買ってしまったものです。 


乙女椿は左写真のようにおしべとめしべが見えません。  また咲く時期も1月、2月の厳冬期になります。

P1040370P1040375

昨年植えたアイスバーグです。  11月に入ってからちらほらと咲き始めました。
11月後半になってたくさん花をつけてくれました。  秋のバラはあまり虫がつかないので助かります。  同じ四季咲きでもポンポネッラとピンクサンベリーナは夏に余り沢山咲かせすぎ、その後の手入れが悪かったと見えて、バラゾウムシの被害もありあまり咲いてくれませんでした。

日経平均今年の最高値更新

11月28日日経平均株価は277円高の 15727円と今年の終値としての最高値を更新しました。 前日のニューヨーク市場ではダウ平均株価が5日連続で史上最高値を更新しました。

この原因としては、ドル円相場もこのところの節目であった 100 円を大きく上回り102円台中ごろと円安に弾みがついて来ていること、アメリカの新規失業保険申請件数が市場予想よりよかったこと、シカゴ購買担当者景気指数が市場予想を上回ったことなどを好感して買い安心感が広がったものと見られます。

米国では感謝祭により28日29日の市場が休場となることから、外人買いが細るのではないかとの見方もあったようですが、先物主導で買い進まれ高値を更新したものです。
N225131128

このチャートは Yahoo Finance から採った過去1年間の日経平均株価の週足チャートです。 これまでの引け値での今年の高値は5月22日の15627 円でしたので、今日の引け値はこの高値をちょうど100円上回りました。

もっとも場中での最高値は今年5月23日の15942円ですので、この高値にはまだ
200円届いていません。5月23日は15942円の高値を場中につけた後急落、1143円安となり14483円で引けています。

今月15日にも11月中旬になって日経平均がこれまでの三角持合を上離れし、新しい波動に入ったと書きました。  事実相場はそのとおりの動きになっています。 ドル円相場も全く同じ動きをしています。 エリオット波動理論を持ち出すまでもなく、持合を離れた相場はその後たいてい一方向に大きく動くものです。

今年の5月は高値をつけた後急落しましたが、今回はまだ急落するほどあがっていません。5月時点では昨年11月から一貫して上昇していた相場がいったんピークをつけました。 9500円台から65% 近く押し目らしい押し目も作らず上がり続けたのですから一旦調整があるタイミングであったといえます。

今回の上昇相場は10月11月の14000円がらみのところから未だ10% 値上がりを始めたところです。その値上がりの仕方も急激とは言えず、出来高もそれほど多くありませんからまだ始まったばかりと見るのが良いのではないでしょうか?

11月に入る前にはヘッジファンドの決算による売りが集中する可能性がある、5月高値の信用買い残が減っていないなど11月調整説が流れていましたが、うわさを吹き飛ばす勢いで外人買いが流入し、株価を押し上げました。

ただ懸念材料としてはNT倍率が高くなっていること、日経225指数に影響が大きい値嵩株ばかり値上がりしてTOPIX はさほど値上がりしていません。今回の高値更新が先物主導でなされたことの証です。  これまで大幅に買い越してきた外国人が売りに回るとひとたまりないもろさも秘めていると思います。

このまま米国の経済指標が堅調で円安基調が続くようなら、武者さんが言われるように年内18000円も夢ではないかもしれません。 明日場中の今年の高値
15942円を抜いてくるかが当面の見所になります。

関節痛にグルコサミン?

高齢になってくると体の節々の痛みに襲われることが多くなってきます。
良く知られている現象が、五十肩、膝の痛み、股関節の痛みなどでしょうか。
TVや新聞雑誌でも様々な「サプリメント」が、さも効能効果があるかのような表現で宣伝されています。  (「サプリメント」は医薬品として認められていませんので、直接効能効果を宣伝することは出来ません」)
それだけ関節の痛み、特に膝の痛みに悩まされている人が多いということなのでしょう。

グルコサミンサプリメントが流行し始めたきっかけは1997年に米国で出版された本だといわれています。 グルコサミンは軟骨、靭帯、爪などを作るのに不可欠な成分です。 これに同じ軟骨の成分となるコンドロイチンを一緒に摂取すると、膝痛に効果があるという内容です。

その後2001年ベルギーの研究グループが変形性膝関節症の患者212人に3年間にわたり臨床実験した結果、グルコサミン投与群のほうが膝の擦り減りも痛みも少なかったという論文を発表しました。
http://kitokito.cc/2007/10/post_70.html

さらに翌年のチェコのグループ研究でもグルコサミンに「変形性膝関節症の進行を減速させ、症状改善の可能性がある」という結果が発表されました。

ところが米国国立衛生研究所(NIH)が2006年 New England Journal of Medicine に「グルコサミン単体、コンドロイチン単体、両者の併用、いずれも患者の痛みを軽快させる効果はなかった」と発表しました。 さらに2012年オランダの研究グループも 「効果はない」 と公表しました。
http://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMoa052771
http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/all/gakkai/acr2012/201211/527823.html

よくよく考えてみると口から飲むものが関節に直接作用するなんてことは常識的には考えられません。 色々な食物を食べているのに、グルコサミンやコンドロイチンを飲んだからと言って、成分がそのままうまい具合に擦り切れた関節や軟骨にに行き渡るなんてことが信じられますか?

まあサプリメントの広告を鵜呑みにして「信じるものは救われる」を地で行くのも一つの対処方法かもしれませんが、「食品」にしては高い食品ですね。しかも副作用と見られる症状がでると警告している論文もゴロゴロあります。
そんなものにお金を使うくらいなら適度な運動と健康な食事に気を使うほうがよさそうです。

パワーポイントスライドの背景を変えるには?

PPTBackパワーポイントをつかってプレゼンをする必要があり作成中なのですが色々苦労をしています。
ネット上には結構色々なテンプレートがあり無料で使えるものも数多く見つけることができます。
例えば左のようなテンプレートです。


ただこのように背景に写真が埋め込まれたテンプレートの場合、スライドによっては写真が邪魔で違った背景にする必要が出てきますが、中々その方法が見つけられませんでした。

教本やNETでのQ&A に書かれている方法は、

スライドのデザインを右のサブウインドウに表示し、所望のテンプレートを右クリックするとサブメニューが出るので、「選択したスライドに適用」を選べば、当該スライドだけデザインが変わる。

ところがこの方法では背景がレイヤーの一番奥に入ってしまい、上のような写真の背景を上書きすることが出来ないのです。

PPTBack1発見したのはメニューの「書式」から「背景」を選ぶことです。

ここでのポイントは左の図の▼をクリックして表れるサブメニューから「塗りつぶし効果」を選ぶことです。
 

 

PPTBack2 そうすると左図のメニューが現れます。
ここでメニュータブ一番右の「図」を選び
さらに「図の選択」で必要な画像ファイルを指定してやれば画像がスライドに取り込まれます。
このとき図左下にある「マスタ上のグラフィックスを非表示にする」チェックボックスにチェックを入れれば、挿入した画像なり写真がスライド背景に表示されるようになります。

このとき貼り付ける画像なり写真のサイズは予め適切な大きさにしておき、画像処理もグラフィックソフトでしておかないと、後からそのスライドだけ背景画像を修正しようとしてもできません。  全てにわたる背景処理は「表示」-「マスタ」-「スライドマスタ」を選び、画像をクリックすれば編集することが出来ます。
(PPT 2003 のみで検証しています)

もう一つの方法は、スライド1枚だけ別の画像にするのなら、当該スライドの背景の上に画像を貼り付けてしまう方法です。  この方法なら「挿入」-「図」-「ファイルから」を選び所望の画像を貼り付けることができます。 また貼り付けた後もサイズを変更したり加工をすることが出来ます。  また表示の「順序」を変更することにより文字の背面に移す事も出来ます。

ただしこの場合はテンプレートの背景画像より背面に移動することは出来ません。

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