2013年7月のSunvista Solar Monitor による発電実績グラフです。
今月は月初から半ばにかけて猛烈な晴天と暑さが続きましたが、下旬にかけて雨天や曇りの日が多くなり、発電量が昨年を下回りました。 もともと気温が高いと発電パネルの温度が上がり、発電効率が落ちます。 そこへきて曇りがの日が多くなるとどうしても全体の発電量は少なくなってしまいます。
また7日から15日にかけて紫の折れ線(使用電力量)が1日20kWhを越える日が続いています。 この週は関東で連日35度近くの猛暑が続いた期間です。
以下は今月分の電気使用量及び販売電力量のデータです。
計算期間は6月26日から7月25日までの30日間のものになります。
使用総電力量 270kWh 昼間 7kWh、朝晩 130kWh、夜間 133kWh (昨年197kWh)
基本料金(10KVA) 2100円 (1円未満四捨五入)
昼間料金 256円
朝晩料金 3276円
夜間料金 1572円
燃料費調整 456円
再エネ発電賦課金等 107円
全電化・機器割引 -538円
合計電気料金 7229円
余剰電力販売量 556kWh (昨年579kWh)
販売金額 26688円
差し引き収入金額 19459円
昨年7月の30日間と比べると、使用量が73kWh 増加、発電量は23kWh 減少となりました。 電気料金で 2208円増加、販売電力の金額は 1104円の減少になります。 天候は致し方ないですが、使用電力量増加の原因は、皆で家に居ることが多かったため一日中エアコン(快適エアリー)をつけていることが多かったことが影響しています。 今年は電力に余裕があり余り節電をいわなくなったことも影響しています。
しかし以前の家であれば寝られない夜やどうしても必要な時だけ各部屋のエアコンを作動させるようにしていても、真夏の電気料金が2万円を超えていました。それに比べると今は1日エアリーをつけっぱなしにしても一月2000円から3000円の料金増加ですみます。 この程度で済むのなら家全体が快適な温度と湿度に保たれることを優先したいと思いました。
家の断熱、気密性能がこれほど電気代に影響を与えることはやはり住んでみないとわかりません。特に昼間電力使用量(朝7時以降夕方17時まで)がエアリーを使用していながら 7kWhで済んでいるのは家の断熱気密性能のおかげといえます。
厳密に言うと電力を使っても、太陽光発電量が消費電力量を上回っていまるとらその差が売電電力量になります。したがってこの昼間使用量5kWhというのは太陽光発電をしていない、もしくは太陽光発電以上に電力を使った分です。