還暦からの出発

日々の出来事と経済の動きを語る。花とカメラ、PCについての情報も。

2013年04月

2013年4月太陽光発電実績

2013年4月の電気使用量及び購入電力量のお知らせが届きました。
今回は3月28日から4月25日までの29日間の実績になります。 比較のために昨年4月分の表も出してみました。

Webmon20130429

Webmon20120429
昨年は月初に晴天が多く、今年は月後半に晴天が多かったことが分かります。昨年と比較すると今年は一見晴天が多く発電量累計が多いように見えますが、実際には昨年のほうが販売電力量は多かったのです。 
電力使用料は昨年と家族構成が違うので単純な比較は難しいです。

数字で比較してみます。
今年                                                                 昨年

電力使用量                              352kWh            516kWh
基本料金(10kVA)                    2100円              2100円
昼間料金                                 276円                720円
朝晩料金                               3956円               4735円
夜間料金                               2198円               2829円
燃料費調整                               24円                  -
再エネ発電賦課金等                  98円                  -
全電化・機器割引                    -615円                 -
合計支払い電気料金               8038円             9644円

販売電力量                           477kWh              494kWh
販売金額                              22896円            23712円
差し引き受け取り金額           14858円            14068円

昨日書いたように昨年4月に比べて電力使用量の単価が平均で 10.8% 上がりましたが、使用量自体が32% 減りましたので、受け取り金額は昨年より800円ほど増えました。

我が家が使用しているSharpのSolar System ですが、このSystem はNET で
Sharp の Solar Monitoring Service につながっています。 ユーザー登録をして Web に接続すると、これまでの発電、売電実績の数値が保存されていて自由にダウンロードして使うことができるようになっています。

データには毎日の1時間後との使用電力量、発電電力量も含まれています。
このデータを使用して時間当たり最大の使用電力量を知ることができれば、東電との契約アンペア数を合理的な数値に変えることもできるはずです。

ところが残念なことに1時間毎のデータは過去3ヶ月分のみが保存されていることが分かりました。  電力使用量がピークとなるのは真夏と真冬ですので、時すでに遅し12月と1月のデータは手に入りませんでした。

電気料金値上げの影響

昨年9月から東京電力の電力料金が値上げされています。  東電の発表によると平均で 8.46% の値上げになるそうです。 我が家ではどれくらいの値上げになったのか試算してみました。

最新の4月の電気料金を元に値上げ前の単価と値上げ後の単価を使って計算しています。 電化上手10kVA 契約のものです。
基本料金は変更はありません。 燃料費調整、再エネ発電賦課金等、全電化・機器割引は変化しなかったものとしています。

Elecprice

電化上手の欄を見てみますと kWh あたりの税込み単価が下のようにUp しています。

夜間が   9.72→11.82 へと 21.6% Up
朝晩が  23.68→25.20 へと  6.4% Up
昼間が  28.83→30.77 へと  6.7% Up (夏除)

この値を元に計算します。
電力使用量   旧使用料   新使用料   差額
夜間  186         1826          2198        372
朝晩  157         3718          3956        238
昼間     9           259            276          17
合計  352         5803          6430        627

となり差額は合計627 円となりました。
単価平均にすると 10.8% の値上げになります。

基本料金、燃料費調整、再エネ発電賦課金等、全電化・機器割引を加味すると実際に支払った4月分の電力使用料金は 8038 円でしたので、もし値上げがなければ電気使用料金料金は 7411円ですんだはずでした。 値上げ率を計算すると 627/7411=0.0846 となり見事に東電発表の平均値上げ率8.46%と一致しました。  コンマ二桁まで一致したのに驚きました。

私は特に夜間の電力使用単価が 21.6% もアップしたので電化上手の値上げ率は平均以上になるものと想像していましたが、そうではないことがわかりました。  今月はたまたまぴったり一致しましたが、他の月では異なった数字になるはずです。

今年最も電力を消費した2月と、暖房の使用が減った3月についても料金明細を使って同じ計算をしてみました。 (合計のみを示します)
合計電力使用量     旧単価使用料計   新単価使用料計     差額     値上げ率
2月        805kWh             14080円              15510円         1430円       10.2%
3月        526kWh               8834円                9874円         1040円        9.4%
となりました。 総額は2月が16714円、1月が11060円でしたので値上げ率はそれぞれ10.2% と  9.4% になりました。

当たり前のことですが、基本料金などが据え置かれているので、値上げの影響は電力使用量が多くなればなるほど大きくなります。  今月の電気料金 8038円が標準家庭の使用料と同じだったから値上げ率も東電試算どおりになっただけのことです。

毎年春秋は電力使用量が最も少い季節です。  その季節で料金値上げが
8.46% でそれ以外の季節はほぼ二桁の値上げになったといってよいでしょう。

原発稼動を前提にオール電化住宅を推進してきた東電。  政府の援助で何とか命脈を保っている東電。 今後も値上げを続けざるを得ないでしょう。 
オール電化の利用者としては実に複雑な気持ちを持たざるを得ません。

夏野菜の植え付け

暖かくなり遅霜の心配もなくなったので今日は夏野菜の植え付けです。
近くのガーデンセンターは週末朝8時から店を開けています。

余り庭が広くないので植えつける場所が限られており、しかも連作障害のことを一応考えて、昨年と同じ野菜を同じ場所に植えつけることは避けます。植え付け場所には2週間以上前に堆肥を混ぜ込み、石灰を撒いて耕しておきましたので土は大体出来ているはずです。

DSC_0126

 DSC_0131DSC_0132

左からシシトウ(2本)、ミニトマト(イエローキャロル)、キュウリ(夏秋節成)2本です。  ミニトマトは黄色だけでは物足りないので、赤いミニトマトも植えました。
ミニトマトは赤黄それぞれ一鉢ずつしか買いませんでしたが、昨年もやったように出てきた脇芽を切り取って挿し木をすればすぐに根が出るので3本ずつ位に増やそうと思っています。

DSC_0130DSC_0128

こちらはイタリアンパセリとオクラです。  イタリアンパセリは昨年はもう要らないというほど大きくなり一株で十分過ぎるほど育ちました。 余り虫もつかなず育てるのが簡単なのが重宝します。

オクラは3株です。  昨年オクラは植え付け時期が悪かったのか、ズッキーニに負けてしまってのかあまり収穫できなかったので3株育ててみるつもりです。 
オクラは大して収穫できなくても花がきれいで良いですね。

そのほかにもパセリ4株とバジル一株を買いました。  パセリは4株198円と格安。 鉢に植えてすぐ収穫できるように一株ずつ室内において順繰りに育てるつもりです。

バジルは虫がつきやすいので今年は室内で育ててみることにしました。 こうした葉物は少しでも虫がつくと食べる気が失せます。 かといって農薬は使いたくないし迷うところです。  この時期ネットをかぶせてもどこからか虫は入ってくるものですから。

これから毎日の成長が楽しみですが、その分除草、虫退治、水遣り、施肥と忙しくなります。

東電の新料金プラン

東京電力が4月23日新しい料金プランを発表しました。
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20130424-OYT1T00202.htm?from=ylist

これまでは全電化住宅向けの「電化上手」や「従来電灯B,C」、「おトクナイト8・10」「深夜電力」などのプランがありましたが、使用者の生活スタイルに応じてより細かい料金設定のプランを追加し、ピークシフトをはかると同時に使用料金の値上げを緩和するのが狙いと見られます。

追加されるのは深夜1時から朝9時までが割安な「朝得プラン」、夜9時から朝5時までが割安な「夜得プラン」、夜9時から朝9時までが割安な「半日お得プラン」、土日が一日中割安になる「土日お得プラン」の4つです。

各プランの電気料金シミュレーションは非常に難しいものです。 使用時間帯によって細かく単価が違うために、毎月の電気料金の明細をもとにEXCEL の表計算を使っても非常に根気のいる作業になります。  またもともと従来電灯Cなどの契約をしている場合など時間帯別の電気使用量は電気料金明細に表示されませんので正確な計算自体が出来ません。

我が家の場合は「電化上手」で契約し、電気料金明細に夜間、朝晩、昼間別に電力使用量が表示されますが、これとて「朝得プラン」や「夜得プラン」と比較しようと思うと1時間毎の電力使用量がわからないと計算ができません。

そこは良くしたもので東京電力は新しい料金プランを含めた「電気料金シミュレーション」をWEB で公開しています。
電気家計簿料金メニュー比較シミュレーション「お試し版」

http://www.tepco.co.jp/kakeibo/trial/index-j.html
このサイトでは会員登録をしなくても任意の月の電気料金明細があれば、年間の電気料金を各プランごとにシミュレーションして差額を表示してくれます。

このシミュレーターの優れた点は、例えば4月分の電気料金を入力すると、季節に応じた年間電力使用量を想定して電気料金の比較をしてくれる点です。
ただし残念ながら冷暖房にどういった器具を使うかまでは想定していないようで、春秋と夏冬の料金を入れてシミュレーションしてみると年間消費電力量が2倍くらいになってしまいます。(どういうわけか最後にはつじつまが合うのですが)

まあそれはさておきお試し版で昨年4月の電気使用明細を元に数字や機器、在宅時間、掃除洗濯時間帯、エアコンの使用頻度、エコキュートの有無などを入力していくと現在の「電化上手」契約での年間電気料金のシミュレーション結果が出てきました。
電化上手                   118411円
ナイト10                     120248円     +1837円
ナイト8                      121988円     +3577円
半日お得                   125517円     +7106円
朝得プラン                 128848円    +10437円
ピークシフト               130101円     +11690円
夜得プラン                 148629円    +30218円
土日お得                   161951円    +43540円
従量電灯C                162385円     +43974円

驚いたことに実際の昨年1年間の電気料金は 116644円で、シミュレーションと
1767円しか違いませんでした。  各月の電気使用量がエアコンの使用を加味していないと思われたのですが、見事に最後には数字が合っていました。おそらく途中で入力したデータから修正しているものと思われます。

残念ながら我が家ではすでに「電化上手」のプランに沿った運用をしているために新しいプランではかえって割高になることが判明しましたが、従来電灯Cで契約している家庭ではおそらくどのプランを選択しても電気料金の抑制が出来るものと思われます。  手元に電気料金明細のある方は試して見られるとよいと思います。

太陽光発電の投資回収年月

昨年1年間の発電実績が集まりましたので、今後何年間で太陽光発電のために投資した資金を回収できるか計算してみました。

投資回収年数は次の式で計算することができます。 (今年の例)

これから太陽光発電を始めようと計画されている方は、この式で概略何年で回収できるかを計算して導入の可否を極めることになると思います。
今年度は買い取り価格が38円/kWh と下がっています。

この自家消費率と売電率をどうするかが問題ですが、家庭ごとに違うので一概に言えませんが、ハウスメーカーや太陽光発電販売会社では簡単なシミュレーションをして計算をしてくれるところが多いと思います。

しかしながら我が家の場合はすでに発電、売電実績が出ていますからより正確な数字を出すことが簡単にできます。

投資回収年=太陽光発電の設置価格/ (24円x自家消費量+48円x売電量)

我が家の5.92kWh太陽光発電設置は、契約した2010年10月時点で工事費、セキスイハイム値引きなどをひっくるめて 242万8千円でした。 今はパネルの価格が更に安くなっていると思います。国と地方自治体からの補助金が合計51万4千円でしたので、実質設置価格は191万4千円になりました。

昨年一年間の売電額累計は5442kWh で総額が26万1255円でした。 自家消費量は 1625kWh で単価を24円とすると総額が 3万9千円になります。(データは
Sunvista Solar Monitoring System の読み取り数字を Sharp のWeb で保管していて利用者がダウンロードして見ることが出来るようにになっています。)

これらから投資回収年数を計算すると。
投資回収年=1914000/(261255+39015)=6.37 年
となりました。

6年4ヶ月ほどで太陽光発電の設置に要した費用の元が取れることになります。
この先電気料金が上がることが予想されますが、それでも太陽光発電の買取価格は設置から10年間固定ですから、長くても7年で回収できると期待されます。  

私たちがセキスイハイムに相談したときに示されたシミュレーションでは7年ほどと示されましたが、ほぼその通りの結果となりました。  (セキスイハイムでは家族構成、家の断熱換気性能、搭載パネルなどを細かく分析して、今までの家、ハイムで太陽光を搭載しない場合、搭載した場合の3つのケースに分けて光熱費のシミュレーションをしてくれました。)

電気料金単価は「電化上手」では計算が複雑なため平均単価を従来電灯料金単価の24円/kWh を使用しました。

売電単価は我が家の場合実際には一昨年に設置しましたので単価は 48円
/kWh ですが仮に38円だったとして計算すると 
投資回収年数=1914000/245841=7.79年
となりました。

これだと投資を回収するのに8年近くかかる計算になります。 いかに売電単価が効いてくるかわかると思います。

自家消費量というのは太陽光発電をしているときに、発電電力量のうち家庭内で消費してしまう電力のことで、夜間発電していないときは発生しません。
太陽光発電中は家庭内で使用している電力量に太陽光発電自体が消費する電力量を加えたものが自家消費電力量となります。 

太陽光発電をしているときには販売電力量は発電電力量から自家消費電力量を引いたものになります。  昼間いくら太陽光発電をしていても、家庭内でそれと同等かそれ以上の電力を使用していると、販売電力量はゼロとなります。 太陽光発電をしているときには出来る限り自家消費電力量を減らすことが大事になってきます。

私は当初発電した電力はその全量を東電が48/kWh で買い取り、消費する電力に関しては使用契約によって契約した時間当たりの単価でこちらが電力会社から購入するものと勘違いをしていましたが、どうも違うようです。

太陽光発電はある程度の規模のパネルを搭載しないと自家消費電力量が発電量を上回ることが多く、投入資金の回収に長い期間がかかることになります。 逆に大規模になればなるほど発電量に比べて自家消費量が少なくなりますから有利になります。

10kWh以上の大規模発電施設については全量を買い取るというシステムになっていますから更に有利で、資金回収の計画が立てやすいようになっています。

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