還暦からの出発

日々の出来事と経済の動きを語る。花とカメラ、PCについての情報も。

2012年12月

デフレからのターニングポイント

2010年5月にこのブログを初めて2年7ヶ月になる。 ほぼ毎日書いてきたので
940本ほどの小文を書いたことになる。 良く続いたものだと思う。
これまで飽かずに読んで下さった読者には感謝申し上げる。

自己紹介に株で年収300万を目指すと書いたが、残念ながら一度も達成していない。  2012年は絶好のチャンスだったのだが11月総選挙のニュースが出たとき、自民党が勝つことは予想できたのだが、株がこれほど上昇するとは読めず、11月のうちに主力を売ってしまっただけではなく、空売りまでしたのでマイナスにへこんでしまった。

2010年、2011年が空売りでトントンまで行ったので今年も同じようなものだろうと甘く見たのがいけなかった。   損は殆どが空売りによるものだ。

2013年はいよいよ日本が20年続いたデフレにお別れを告げる年ではないかと思う。 物価は日用品以外狂乱物価というほどには上がらないと思うが、不動産、株、食料品、燃料などは相当上昇するのではないかと思う。

懸念があるとすれば景気が本当に回復出来るかということだ。  麻生元総理のとき自民党は財政の大盤振る舞いをしたが景気は殆ど回復しなかった。 その後の民主党も財源の裏づけがないままばら撒きだけは自民党以上にばら撒いて急速に財政赤字を膨らませた。

日経電子版でいつも円安を唱えている藤巻健史氏が「アベノミクスで円安株高だが、時すでに遅し」という記事を書いておられる。
http://www.nikkei.com/money/column/moneyblog.aspx?g=DGXNMSFK2300M_23122012000000

要旨は「どうしても日銀に物価目標を強いたいのなら消費者物価ターゲットではなく資産価格ターゲットにするべきだ。これほどに累積赤字がたまった時点での大型財政出動は問答無用の愚策で、ハイパーインフレに直行するだけである。」ということだ。

私もようやく消費税増税で財政再建の端緒についたとは思うが、970兆円にものぼる財政赤字を解消するには時すでに遅しと思う。  残る道は国が国民に対して借金を踏み倒すほかない。つまりハイパーインフレだ。

2013年は日本国債と円が投機筋の売りターゲットになるのではないかと懸念する。  これまでと発想を転換して、銀行預金を解約し、外貨預金、外債、金、不動産、株などに目を向けることが資産保全のための手段だと思う。

まあこれまで外れることのほうが多かった私の予想だから判断はお任せするが、デフレ20年からの脱却に向けて大きなターニングポイントに来ていることだけは確かだと思う。

2012年12月太陽光発電実績

2012年12月分の電気使用料及び太陽光発電購入電力量のお知らせが届きました。 今回は11月28日から12月26日までの28日間実績です。
Webmon121228

緑棒グラフが発電実績、紫の折れ線が消費電力量を示します。
12月は一年で一番太陽高度が低く昼間の時間も短いので、太陽光発電にとっては最も厳しい条件の月です。 ごらんのように殆ど毎日電力使用料が販売量の約倍になっています。

これは主に日中快適エアリーを使用して暖房したこと、お湯の使用料が増えたことなどによるものです。

使用総電力量 767kWh  昼間 49kWh  朝晩  413kWh  夜間  305kWh
基本料金(1kWh)                2100円
昼間料金                         1508円
朝晩料金                       10408円
夜間料金                         3605円
燃料費調整                         84円
再エネ発電賦課金等          214円
全電化・機器割引           -1070円
合計電気料金                16848円

余剰電力販売電力量       218kWh
販売金額                       10464円
差し引き支払い金額         6384円

ちなみに昨年12月は使用総電気量が  484kWh、発電電力料は 214kWhでした。

発電電力料は昨年とほぼ同じでしたが、使用電力量が昨年比 58% と大幅に増加しています。 この原因は今年の冬が例年以上に寒いこと、孫が1週間ほど居たこと、風邪を引いたりして暖房を入れる時間が長くなったことなどによります。
(我が家では暖房にガス、石油は一切使用しません)

今年一年間の実績も出ました。
Webmon1201-1212
2011年ぶんがまだ半年分しかないので正確な比較は出来ないのですが、発電量はほぼ同等で、電気使用量が徐々に増えて来ています。 省エネに対する意識が少しずつ緩んできているのが原因でしょう。  しかし冬暖房の効いた快適な生活に慣れてしまうと、中々従前の生活には戻れないものですね。

我流料理の1日

家人が流行性胃腸炎でダウンしているので四食自分で作る羽目になりました。

P1030866

  昨日の夜ご飯です。
  さいころステーキに蒸し野菜(カボチャとニンジン) 
さらし玉ねぎのサラダ。(晒し足りなかったようで、あくる日まで舌がぴりぴりしました)
久しぶりにさいころステーキなるものを食べましたが、なんとも脂っぽいものでした。 昔もっとおいしいものだとの記憶がありましたが、おそらく内蔵肉に脂身を混ぜて整形したものですね。  塩コショウだけではこうした肉はおいしくありません。 にんにく醤油でこんがり炒めました。

家人は食欲がないのでおかゆを作りましたが、固すぎて食べられないと文句を言われました。  5分搗き米なので余計固かったのかもしれません。 そういえば雑炊は何回もあるけれど自分でおかゆを作ったことはなかった。

今朝はパン。 スクランブルドエッグにソーセージ、ミニトマト、ブロッコリーとニンジンの温野菜、リンゴ1/4個。  写真はありません。

お昼はうどんにしました。 ようやく家人も食欲が出てきたようです。
P1030868

刺身用サーモン(賞味期限切れ)が残っていたので、もったいないけれど火を通しました。 後は残り物の野菜、白菜ニンジンしいたけネギを入れて少し煮ました。
麺を一からゆでると時間がかかるので、電子レンジで暖めてからゆでました。

再び夜ご飯です。  炊飯器の予約時間を間違えました。 実はこれまで予約炊飯をしたことがなかったのです。  午後7時炊き上がりと午前7時炊き上がりを間違えました。 道理でいつまでたっても炊飯をはじめないわけです。

P1030870

メインは 困ったときの野菜炒めです。
冷蔵庫に残り物の豚肉、さいころステーキの残りがありますのでキャベツ、ピーマン、ブロッコリーの茎、モヤシ、玉ねぎを使います。キャベツとブロッコリーの茎は硬いのであらかじめ電子レンジで加熱しておきます。

食材は一人病人が居ると材料が余ってしまって主夫として余り物の処理に頭を悩ませます。
ソースは豆板醤とトウチジャン、味噌、しょうゆ、酒をテキトウに混ぜたものです。
一応豚肉には片栗粉をまぶし、もやしのひげは苦労して取り除きました。
あとは手早く炒めるだけです。

P1030871本当はブラックビーンソースにしたかったのですが、うまく行きませんでした。  味噌汁はもやしと大根の葉を入れました。
左のプレートは息子が買ってきてくれたお土産の富士宮チーズです。 家人が漬け込んでおいたピクルスと一緒に頂きます。

あっさりとした風味に噛み応えのある食感のモッツアレラです。  寒いのでホットワインと一緒に頂きました。 

それにしてももやしのひげ取りは面倒ですね。 ひげを取ったもやしがあれば値段が倍でも買うんだがなあ。 

感染性胃腸炎ー1

12月21日に感染性胃腸炎の話を書きました。
http://blog.livedoor.jp/pac747/archives/3649921.html

知り合いの家族は先ずご主人が激しい吐き気と下痢を発症、38度台の高熱がでてかかりつけの医院で治療を受けました。  それからほぼ10日して今度は奥様が同様の症例になりました。 体温が38.8度と高く、下痢と嘔吐があり、これまた医院のお世話になりました。

医院ではノロウィルスの可能性をいわれたそうですが、いずれも症状が軽く抗体検査までは行わなかったようです。

それからほぼ10日して今度は我が家で家人が今朝から激しい吐き気を訴えダウンしました。 体温は微熱程度で下痢もそれほど激しくありませんでした。
殆どの医院は明日から年末年始の休暇に入るので、早めに手当てしてもらおうとやはり近くの委員の世話になりました。

診断は同じでノロウィルス感染の疑いありでした。
ノロウィルスの場合ですと、潜伏期間が18から48時間と言われていますので、もしこの3人の感染が同じウィルスによるとすれば、感染潜伏期間だけを考えるとこれはノロウィルスではなくアデノウィルスの可能性が高いといえます。
アデノウィルスでは罹患期間が長く8日から12日といわれます。

ただノロウィルスでも症状がはっきり出ていなくても、感染している期間が長い場合、潜伏期間として捕らえられるので感染間隔だけを取ってウィルスの種類を断言はできません。  このウィルスは下痢等の症状がなくなっても通常では1週間程度、長い場合は1ヶ月程度ウィルスの排泄が続くとされます。

私の素人考えでは、ノロウィルスは感染力が非常に強く、集団感染することが多いので、知人夫婦と家人は同じウィルスが潜伏期間を経て順次感染していったというより、別個の感染経路でそれぞれ感染したのではないかと思っています。

まあいずれの胃腸炎の場合でも乳幼児、老人などを除き、普通の家庭では命にかかわる症例にまでは進まないので、もし近くの人に疑わしい症例が見られたら、次のような対応を取りなさいと医者に言われました。

手洗いうがい、食物の加熱を励行する。
吐瀉物、排泄物はマスク、手袋を使用し、厳重に管理する。
食器、タオル、衣類などは個別に管理する。
もし吐瀉物や排泄物を扱う場合は次亜塩素酸ナトリウムを使ったり、使い捨ての用具を用いる。  アルコールでウィルスを不活性化することはできない。
無理に下痢や吐き気を抑えず、体内の感染元を外に排泄する。 脱水を防ぐために水分を十分取り安静にする。

今が一番ウィルス性胃腸炎の流行する時期です。 お互いに気をつけて新年を迎えたいものです。

安倍政権でバブルの再来はあるのか?

野田首相の衆議院解散発言以来、円安、株高、債券安の流れが加速している。201212Y-DlChart

日経平均株価はドル円相場と強い相関関係にあり、今年3月4月に円が安値を付けに行く過程で日経平均も高値をつけた。

 

12月27日にドル円は外人がクリスマス休暇で商いは薄いものの、円売りドル買いの動きが強く、円は対ドルで85円80銭台にまで下落した。この水準は2010年9月以来2年3ヶ月ぶりの水準である。

株式相場もこのところの連日の高値更新にもかかわらず27日も続伸、ついに今年3月末の高値10255円を抜き今年の最高値を更新した。 震災前の2011年2月高値の10891円を射程圏に捕らえたといってもいいだろう。201212N225

ここのところの上げ方は急すぎて買いそびれた向きも多いと思う。まさに押し目待ちに押し目なしの相場が続いている。

個別の株価の動きを見ていると、何十年も前の金融相場を彷彿とさせるものがある。 新日鉄や石川島が1000円になった時代である。 資本金の大きい会社の株ほどよく上がった。  鉄が木の葉のように舞い上がったと評する人もいたほどだ。

出来高も1銘柄で1億株を超えることが良くあった。
今日の出来高ではみずほ(8411.T)が2億8千600万株、オリコ(8585.T)も1億1千6百万株、野村、松田、日本板硝子、シャープが1億株を超える出来高を記録している。

11月14日の上昇開始から一月半、個別株では2倍に上昇した株も結構ある。平均株価が2割あがったのだから当然かもしれないが勢いというものは恐ろしいものである。

バブルの反省から日本は20年余にわたってデフレが続いてきた。物価は需要と供給のバランスからインフレにはなりにくいと思うが、資産インフレは起きうると思う。 先ず株が上がり、金が上がり、土地の価格が上昇する。 金利は上がるだろうが、物価が上昇しない限り日銀は強い引き締めには躊躇するだろう。

皆がデフレの恐ろしさに気づき、なんとか脱却しようと思い出している今こそ、デフレから立ち直る最後のチャンスだと思う。 先ずはマインドを前向きにする円安、株高、景気刺激策、安倍政権への期待は大きい。

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