還暦からの出発

日々の出来事と経済の動きを語る。花とカメラ、PCについての情報も。

2011年02月

ネット時代の大学入試

京都大学の入学試験問題がインターネットの質問サイトにリアルタイムで書き込みされ、いくつかは試験時間中に回答がなされていたと報道各社が伝えている。

入試問題が投稿されたのは京都大学だけではなく、わかっているだけで同志社大学、立教大学、早稲田大学など、いずれも試験時間中に投稿があり、回答が寄せられている事実が判明している。
しかしいずれも"aicezuki”という名前で投稿されているとされ、複数の人間が同じ名を使って一斉に投稿した形跡がうかがわれる。

京都大学と同志社大学は警察に被害届を出し、Yahooに情報の提供を求めているという。

私は携帯で文字を打つのが苦手で、特に数学の問題など数式の入力はどうしてやったのだろうか興味がある。 またなぜ質問サイトに質問するなどという回りくどいことをしたのかも疑問だ。
高機能なカメラ付きの携帯で問題用紙ごと写真にとって、親しい先輩や知り合いに送信して回答してもらった方が早いと思うのだが。

カメラを使わなかったとすると、特に数学や英語の問題など、打ち込むのに相当時間がかかるだろうから、来るかわからない回答を当てにするより、真面目に問題を解いた方が早いような気もするのだが。

今回の事件が試験会場から実際に送られていることが判明した場合、試験会場では携帯の使用を一切認めないとか、電波遮断をするとかする必要が出てこよう。 

いやはや時代も変わったものです。 

Thunderbolt

ThunderboltportAppleが新しいMacbook Proを発表、新しい
InterfaceとしてThunderboltを採用したという。
http://www.apple.com/jp/thunderbolt/

Thunderboltは”Light Peak"のコード名でAppleがIntelと共同開発したもので、高速と言われたUSB2.0の20倍、FireWire800と比べても最大12倍の転送速度を誇る。 

USBの弱点と言われた周辺機器への電力供給も10Wが可能であり、Hubを介さなくても6台の周辺機器をDaisy Chain で接続することができる。

AppleはこれまでUSB2.0、FireWireには力を入れてきたものの、USB3.0対応は謳ってこなかったが、ここへきてFull HDのDisplay まで接続できるThunderbolt の登場で、一気にInterfaceの主導権を握ろうといち早く発売に踏み切ったもののようだ。

残念ながらまだThunderbolt 対応周辺機器を発売しているメーカーは無いが、データ転送用のPCI ExpressとDisplay 接続用のDisplay Port それぞれに10GbpsのChannel が使えるとなると、周辺機器メーカーとしてはメリットが大きく、特にDisplay 用のInterface として注目されるのではないか? 

Macbook Proの新ラインアップは、今年に入って問題になったIntel の新しいChipset:Sandy Bridge を使っている。 AppleによるとMacbook の新しいモデルでは
Intel6の不具合が解消された改修済みのStepping を使用しているという。

私のPCはまだUSB2.0 のみ、USB3.0対応は無線LAN Card だけという状態だ。USB3.0対応の製品がPopularになる前にThunderbolt が主導権を握れるかどうか見ものである。

周辺機器との接続が高速になるのは望ましいが、そのたびに新しい周辺機器が発売されて、旧製品が陳腐化していく。
Sirial Port, Parallel Port, IDE, Serial ATA, SCSI Wide SCSI, USB1.0,USB2.0 ....
頭とお金がついていくのが大変だ。 

病気にならない生き方

病気にならない生き方1
「病気にならない生き方」
新谷 弘美著 2005年7月 サンマーク出版
「病気にならない生き方2実践編」
新谷 弘美著 2007年1月 サンマーク出版

著者の新谷氏は米国アルバート・アインシュタイン医科大学外科教授。
1960年代に渡米後、胃腸内視鏡のパイオニアとして活躍、その後世界で初めて内視鏡による大腸ポリープ切除手術を成功させる。 以後30万例にも及ぶ胃腸内視鏡検査、9万例のポリープ切除手術を実施。この分野での世界的権威である。

病気にならない生き方2
教授はこれまでに見てきた大腸相と、患者の食生活との関連から、病気にならない生き方についてある種の確信を持つにいたる。
これら2冊の本は欧米人を中心に大腸を数限りなく見てきた結果、「腸によい食生活と生き方」をするための指針を示す。


1.肉食は腸壁を固くし、「憩室」と呼ばれる滞留層を形成し、がんの原因となり、老化を速める。(氏は年に数回しか肉食しないという) 

2.牛乳やヨーグルトは腸相を悪くする。牛乳ほど消化の悪い食物はない。

3.お茶、コーヒーをたくさん飲む人の腸相は悪い。 カテキンの効果よりタンニンによる粘膜の萎縮性変化の悪影響の方が大きい。 カテキンはDNAを損傷させる。

4.薬、酒、たばこは毒である。これらはエンザイムを浪費する。

5.無農薬、自然食品、新鮮な果物、魚介を務めて摂取する。 油を使ったり、加工することはできるだけ避ける。

6.食塩、白砂糖は体に悪いから摂るな。 穀物は全粒で。

などなど常識を覆す説がどんどん出てくる。 特に肉食、牛乳ヨーグルト、お茶が腸相を悪くしているという事実は考えさせられる。

しかしきれいな腸、腸相が良いというのはどういうことだろう? 本当に全身の健康状態に密接に結びついているのだろうか? ポリープができたり、がんになったりすることはお断りだが。

腸相のほかに先生が食生活改善の根拠とされているのが、「ミラクル・エンザイム」なるものである。この科学的にはっきりしないものを中心に説を展開し、「ミラクル・エンザイム」こそが健康の源とされている。

エンザイムとは「酵素」のことで、悪い食物をとるとエンザイムが浪費され、体調が悪くなり、新鮮な果物、野菜、穀物をとることにより、コエンザイムの働きもあって、体の働きが良くなるという。

又先生は医師になってから45年間一度も病気になったことがないという。 又これまでに一度も死亡診断書を書いたことがないというのが自慢らしい。
しかしにわかには信じがたい。 単に忘れてしまっているだけではないか? 又職業上死亡診断書を書く立場にいなかっただけではないか? 

医学の特定分野でのパイオニア、75才以上という年齢からして、あまりご意見できる方がおられないのかもしれないが、ここまで書かれると???と感じざるを得ない。

とはいえ食生活、規則正しい生活、あまりに人工的な生活、食物を避ける、人間と自然が本来持つ機能を働かせるといったことが、健康に与える影響が大きいことはわかる。  先生の示される全部を実施しようとは思わないが、出来る範囲で体に良い食生活、生活をしていきたい。

室内工事

建物据え付けは1日で終わったが、室内工事はそういうわけにはいかない。
これから40日かけて内装の仕上げをすることになる。
今日は大工さんの慰労を兼ねて工事中の我が家を見に行った。 
ベランダ左は2階南東部分のバルコニー部分である。 書斎の南に当たる。 机に向かいながら庭が見えるようにと、手すり部分に大きいガラスを3枚はめ込んだ。
又南西洋室からも勝手口ドアを通して出入りすることができる。
床の黒いところはタイル貼りにして物干し台を設置する予定だ。
ここは屋根をかけるつもりだったが、南側屋根が直線になり景観の変化が少なくなるので短い軒天にした。 広さは8畳くらいある。  用語的に正確を期せば「ルーフバルコニー」ということになろうか?
工事中室内2部屋の中は、資材であふれている。 ようやく壁と天井に石膏ボードを張り終ったところのようだ。  建物設置の時にユニットと一緒に壁材、壁紙、ドア、床材など必要な資材はすべて一緒にクレーンで運び込まれているので、室内工事がかなり進んだとはいっても、まだ足の踏み場もないほどに狭く感じる。
二重サッシは設置時からはめ込まれているので、風雨が吹き込むこともなく、外の騒音も響かずえらく静かに感じる。
工事中室内1上の写真がキッチンから南西を見たところで、巾25cmもある壁が見える。この部分に太陽光発電関連のパネル、インターフォン、電話、LAN, TV Cableなどが集中して配置されることになっている。 壁の向こうが半和室。
下の写真はキッチン側からリビングを見たところである。 南に4枚の掃出し窓を設置してある。 左手が東側で、お隣とのプライバシーのために、キッチントールと呼ばれるW45cmXH150cmの縦型窓が3連で設置してある。
リビングの一番のアクセントにしたつもりである。
一番左に見えるのが廃棄物のごみ袋で、木くず、金属くずなど種類別に分別して収納するように工夫されている。 写真にはないが2階の作業現場にも工具がきちんとならべて吊り下げてあり、まるで工場の内部のように配置されていた。 この辺りは一人や二人で作業するにしろ、安全管理に配慮がなされている感じがする。
このままで作業が進めば、3月初めには木工工事が終わり、壁紙や床材を貼る工程に進む予定だ。

政党の体を成していない民主党

民主党議員の小沢一郎氏に近い渡邉浩一郎議員ら衆院議員比例代表選出議員ら16人が17日、民主党会派からの離脱を表明した。 曰く「今の菅政権はマニフェストを守らず、国民との約束を果たす本来の民主党政権ではない」

冗談も休み休み言ってもらいたい。
自分たちも民主党議員ではないのか? マニフェストを守れなかったことに自分たちの責任はなかったのか? 自分たちは守るためにこれまでどういう活動をして来たというのか?

これまでに小沢一郎がやってきたことと全く同じことを小沢チルドレンがやろうとしている。 国民のためとか言っているけれど、単に離合集散を繰り返す政治集団の中で、自分たちが新しい集団のカギを握ろうとしているだけで、国民のことなぞ頭の中にこれっぽっちもないに違いない。

小沢一郎のこれまでの活動を見てくればよくわかる。 時の政権を批判をするが、一旦政権を握るや陰に隠れて一番おいしいところだけを握ろうとする。 そしてその政権が危うくなると正義面してぶっ潰しにかかる。

ここにきてさらに輪をかけてひどい政治家が出てきた。
農水省政務次官の松木謙公だ。 折も折、ニュージーランドで地震が発生して官邸が対応に奔走している最中での辞表提出である。 農水省の政務次官としてTPPに関しては言いたいこともあるに違いない。小沢一郎の処遇にも不満はあるに違いない。 しかし政務次官としてTPPに対して思うところを発言し、実現する立場にあったのではないか?  それをこのタイミングで投げ出すなんて最低の人間だ。

どうみても彼らの行動は政権政党の一員としての責任と自覚の片りんも見られない。 
小沢一郎一派に附いて行って中枢から外され、冷や飯を食わされているという意識はあるのかもしれないが、政治家として、民主党員としてほかに出来ることはないのか?

政局よりも政策を訴えてきた民主党が、内部から政局がらみで崩壊していっている。
もう政局にはうんざりだ。 どこの政党が政権を握っても、政権政党として国の政策を定め、予算を策定し、景気を建て直し、国民の権利と生活を守ることを第一に責任を持って政治に当たってもらいたい。

文句は言うけれど自分では何もしない。 悪いことはみんな他人、私は悪くないという人間には政治を担ってほしくない。 私は別に菅首相を擁護しているわけではない。 与党内を掌握しきれない人気のなさは問題であろう。 しかし民主党に他に誰がいるというのか?

自民党末期に麻生下ろしの風が吹き荒れたときにもこれほど党内の結束のなさが露呈したことはない。
もう民主党は政党としての体を成していない。 
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